アートとしての『書かれた顔』を探求するなら、まずは現代美術館のコレクションが興味深いですね。特にコンセプチュアルアートやテキストアートを扱う展覧会では、文字や言葉そのものを顔の表現手段として用いた作品に出会えます。
例えば、エド・ルシェアの『I AM NOT THE ONE YOU ARE LOOKING FOR』シリーズは、顔写真に重ねたテキストが観る者との関係性を問いかけます。東京の森美術館で過去に展示されたことがありますが、こうした作品は言葉と肖像の境界を曖昧にするんです。
また、マーシャル・マクルーハンのメディア論に影響を受けたアーティストたちは、活字やデジタルフォントを顔のパーツに見立てた作品を制作しています。地元のギャラリーで若手作家の実験的な展示をチェックするのも楽しいですよ。