英語圏には「背に腹はかえられぬ」に近いニュアンスを持つ表現がいくつかあります。特に面白いのは“Between a rock and a hard place”というフレーズで、文字通り「岩と硬い場所の間」という意味ですが、どちらを選んでも苦しい状況に追い込まれたときのジレンマを表します。
この表現の起源は20世紀初頭のアメリカ西部の鉱山労働者たちの間で生まれたと言われています。賃金削減に抗議すれば職を失い、黙っていれば生活が苦しくなる——そんな板挟みの状況をうまく言い表しています。最近では『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でピーター・パーカーが仲間を救うか世界を守るかの選択を迫られるシーンにも通じるものがありますね。
英語には『背に腹はかえられぬ』にぴったり対応する表現がいくつかありますね。よく使われるのは『Between a rock and a hard place』でしょう。これは前後から押しつぶされるような窮地に立たされた状況を表す慣用句で、日本語のニュアンスに近いです。
面白いことに、この表現の起源は20世紀初頭のアメリカ西部の鉱山労働者たちの間で生まれたと言われています。生活のために危険な仕事を選ばざるを得ない状況を『岩と硬い場所の間』と表現したのが始まりだとか。
他にも『Caught between the devil and the deep blue sea』という海事由来の表現もあり、こちらはどちらを選んでも危険な状況を指します。日本語の『背に腹はかえられぬ』より少しドラマチックな響きがありますが、究極の選択を迫られた時の心情をよく表しています。
日本語には『やむを得ず』という表現がありますね。これは『背に腹は代えられない』と同じく、仕方なく選択せざるを得ない状況を表します。
例えば『鬼滅の刃』で竈門炭治郎が鬼と化した妹を庇い続ける決断も、まさにこのことわざに当てはまります。大切なものを守るためには、他の犠牲を受け入れなければならない瞬間って、創作の世界でも現実でもよくあることです。
英語圏では『Between the devil and the deep blue sea』(悪魔と深海の間)という表現があり、ジレンマに陥った状態を表します。文化によって表現方法は違えど、人間が直面する究極の選択の苦しみは万国共通なのかもしれません。