デジタルならレイヤー分けが簡単にできるので、アタリ用のレイヤーを不透明度30%くらいに下げて、その上から清書レイヤーを作るのがおすすめ。『CLIP STUDIO PAINT』の3Dデッサン人形機能を使うと複雑な角度も再現しやすい。最後に手足の長さを定規ツールで測り直す癖をつけると、自然なプロポーションに仕上がる。
デジタルで人物クロッキーを描くとき、まず意識したいのは『線の生き生きさ』です。アナログのスケッチブックに描くような勢いを再現するには、ペンタブの筆圧感覚を最大限活用しましょう。
『CLIP STUDIO PAINT』のGペンや『Procreate』の6B鉛筆ブラシなど、描き味のリアルなツールを選ぶと、手首の動きが自然に反映されます。特に、顔の輪郭や髪の毛の流れを描く際は、一筆で描き切る練習を重ねると、デジタルならではの修正機能を使いながらも、アナログ感覚を保てます。
もう一つのコツはレイヤー分けの戦略。下書きと清書を分けるのは当然として、『影用レイヤー』を乗算モードに設定しておくと、後から陰影を調整する際に便利です。背景と人物を別レイヤーにしておけば、構図のバランスを後で変える自由度も生まれます。