好奇心から筆を走らせる気持ちでこんな質問を並べたいと思う。
創作の出発点に関する問いをまず投げかけたい。
桜庭の名前や容姿、声質を決めた瞬間の情景や、最初に抱いた性格像はどのようなものだったのか。そこからどのようにして現在の複雑な内面が作られていったのか、具体的なプロセスを聞きたい。特に、作品世界の社会構造や歴史が桜庭にどのような影響を与えたのかを掘り下げると面白い。
表現技法についても深掘りしたい。構成や視点の選択、読者に示す情報の配分をどう考えていたのか。例えば、象徴的なモチーフや反復されるイメージは意図的な設計だったのか、偶発的な発見だったのか。さらに、創作中に参照した書籍や作品、たとえば影響を受けたと公言している『風の谷のナウシカ』との共鳴点や相違点についてどう考えているかも聞きたい。
最後に、桜庭を巡る誤解や二次創作の広がりについての感想、そしてもし続編や別媒体での展開を考えていたらどんな方向性を望んでいるのかを率直に語ってもらえたら嬉しい。創作の「決断」と「放棄」の瞬間に関する話は、いつも胸に響く。