エドワード・ノートンは俳優としての才能だけでなく、監督としても手腕を発揮しています。彼が初めてメガホンを取ったのは2000年の『Keeping the Faith』で、ロマンティック・コメディというジャンルに挑戦しました。この作品では宗教と恋愛のジレンマを軽妙に描き、批評家からも一定の評価を得ています。
その後、2019年には『Motherless Brooklyn』を監督・脚本・主演で務めました。こちらは1950年代のニューヨークを舞台にしたネオノワールで、複雑なプロットと濃厚な演技が光ります。特にジャズと政治の絡み合いを表現した点が印象的でした。ノートンは原作小説を10年以上かけて映画化にこぎつけたそうで、その情熱が画面から伝わってくる作品です。