もう一つの傑作は『Ice and Embers』で、シズネと周囲のキャラクターとの関係性を通じて、彼女の激情がどう形成されたかを探っている。特にキバとのやり取りが秀逸で、彼女の冷たさの裏にある保護欲が見えてくる。この作品は、シズネの複雑さを「静と動」の対比だけでなく、彼女の倫理観や忍としての信念まで多角的に描いている。
英語で『脇目も振らず』を表現するなら、『with laser focus』がピッタリくる気がする。この表現は、まるでレーザービームのように一点に集中している様子を表す。スポーツ選手が決勝戦で周りの声援を一切聞こえないほど集中しているシーンとか、『ハンガー・ゲーム』のキャットニスが標的を見据える瞬間を想像するとしっくりくる。
逆に『tunnel vision』も近いニュアンスだが、これはどちらかと言えば視野が狭くなっているネガティブなニュアンスを含む場合がある。仕事で締切に追われている時、『I had tunnel vision to meet the deadline』と言えば、周りが見えなくなっていた状態を表現できる。集中力の質によって使い分けるのが面白い。