次に明度差。遠景は明度を落としてコントラストを弱め、手前は少し明度を上げて差を出す。ここで重要なのが“サチュレーションの操作”で、遠景ほど彩度を落とすことで奥行きが生まれる。参考にする作品としては『2001: A Space Odyssey』の色使いを観察して、敢えて彩度を抑えたうえで特定部分だけ彩度を高める手法を学んだ。カラーパレットは10色もあれば十分で、最終的にはモノトーンでコントラストを確認してからカラーに戻す流れを取っている。
桜島を描くとなると、その雄大な風景と繊細な桜のコントラストを表現するために、適度な描画機能と自然なブラシ表現が求められますね。特に背景とキャラクターを融合させたい場合、CLIP STUDIO PAINTのレイヤー機能と遠近法ツールが便利です。風景のグラデーションや雲の動きを再現するのに、水彩ブラシのカスタマイズ性が高いので、微妙な色の滲みを表現できます。
一方で、桜の花びらの繊細さを描くなら、Photoshopの不透明度調整とブラシのテクスチャ設定が役立ちます。特に桜島の噴煙と桜のコラージュを作る時、マスク機能で層を重ねる作業がスムーズです。タブレットの筆圧感知もしっかり反映されるので、リアルなタッチを再現したい人に向いています。最近は背景専門のアセットも豊富で、時間短縮しながらクオリティを保てるのが魅力ですね。