漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の
ワケワカメは、両津勘吉の奇妙な友人として登場する不可解な存在だ。いつも黒いコートを着て、語尾に「~ワケ」をつける癖がある。彼の正体について作中で明確な説明はないが、両津の妄想や都市伝説の具現化ではないかという説が根強い。
登場シーンはいつも不気味で、他のキャラクターからは無視されることが多い。特に中川や麗子は彼の存在を認めようとしない。この扱いから、ワケワカメは両津だけが見ている幻覚かもしれない。しかし、たまに彼が物理的な影響を与える場面もあり、謎は深まるばかりだ。
作者の秋本治さんはインタビューで、ワケワカメを「読者を混乱させるための装置」と語ったことがある。確かに、このキャラクターの不条理さは『こち亀』の世界観に不思議な彩りを添えている。30年以上連載が続く中で、ワケワカメの謎が解明される日は来るのだろうか。