ジョニー・デップの演じるキャラクターって、常識の枠を超えた狂気と魅力が同居しているよね。特に『パイレーツ・オブ・カリビアン』のジャック・スパロウは、ぶっ飛んだ動きと独特の喋り方で観客を引き込む。あの役は台本以上の即興が多く、デップ自身がキャラクターに没入しきっているからこそ生まれた輝きだ。
最近では『Everything Everywhere All at Once』のミシェル・ヨーも圧巻だった。多重宇宙を駆け巡る主婦役で、悲喜劇とSFアクションを同時にこなす演技力。あの作品で彼女が披露した感情の振幅は、ぶっ飛びながらも人間味を失わない稀有なバランス。役者としての柔軟性が光る名演だ。