3 回答
『ドラゴンボール超』の「力の大会」編は喧噪の連続だった。80人以上の戦士がぶつかり合う宇宙規模のバトルロイヤルで、画面の隅々までアクションが詰まっている。ベジットとジレンの対決なんて、エネルギー弾の炸裂で背景が常に光り輝いてたっけ。
面白いのは、ガチの殺し合いではないのにこれほど熱狂的な戦闘を描けるところ。キャラ毎に戦闘スタイルが違うから、視覚的にもまったく飽きない。クリリンや17番のような小柄な戦士たちが、巨大な敵を翻弄するシーンは特に興奮したな。
『ヘルシング』のカーテンコール的なバトルシーンは、まさに喧々囂々の極みだと思う。教会と吸血鬼、異端審問官たちが入り乱れての大乱戦で、銃声と叫び声がBGMすらかき消す勢い。特にアーカードが本気を出すシーンでは、画面全体が血と弾丸の饗宴と化す。
これを超える混沌を描ける作品があるだろうか、と毎回見るたびに思わされる。背景美術の細かい破壊表現も相まって、狂気のサンプルのよう。それでいてキャラクターたちの台詞はどこか詩的で、暴力に美を見出す不思議なバランスがたまらない。
『デッドリービレッジ』の終盤、村人全員が正体を現すシーンは鳥肌モノだ。一見平和な田舎町が突然地獄絵図に変貌する演出が秀逸で、騙し合い・殺し合いの狂騒曲。誰が敵で味方かわからない状況で展開される心理戦と物理的な暴力が混ざり合い、観客も混乱に引きずり込まれる。
この作品の凄みは、キャラクターの叫び声に本物の絶望感が滲んでいる点。声優陣のアドリブも多いと聞くが、それがかえって臨場感を増す。特に老婆が兇刃を振り回しながら笑い転げるカットは、トラウマ級の迫力だ。