劇場での壮大さを堪能したいなら、公開順で追うのがいちばん満足度が高いと思う。まずは'Fate/stay night [Heaven's Feel] I. presage flower'、次に'Fate/stay night [Heaven's Feel] II. lost butterfly'、そして'Fate/stay night [Heaven's Feel] III. spring song'という流れだ。映像表現や音響、尺の取り方が回を追うごとに深化していくので、初見でも感情の積み上げを素直に感じられるはずだ。
個人的には、第一作で設定と空気に呑まれて、第二作で心が揺さぶられ、第三作でしっかり落とし所を見せられる体験が好きだ。キャラクターの関係性やシーンの重みが公開順に最も効果的に響くので、劇場版を“映画”として味わいたい人にはこの見方を強く勧めたい。終わったあとに余韻を反芻する時間まで含めて楽しめる順番だと感じている。
ぼくが勧める一番シンプルな見方は、まず素直に『Naruto』の放送順通りに追うことだ。
最初に『Naruto』を1話から220話まで見て、主人公たちの基礎や人間関係をじっくり固める。途中にある余興的なエピソード(いわゆるフィラー)はスキップしても構わないけれど、キャラの掛け合いや世界観の説明を楽しみたいなら飛ばしすぎない方が得だと思う。
その後は『Naruto: Shippuden』を1話から通して観る。中盤以降は見応えのある大きな決着が次々来るので、ここを押さえれば満足度は高い。映画は用途別で、例えば『The Last: Naruto the Movie』は『Shippuden』の流れを受けているから、本編をある程度終えてから観るのが自然だ。最後に時間があれば『Boruto: Naruto Next Generations』へ移るといい。