英語訳を選ぶとき、語感と文脈の両方を天秤にかける癖がついている。原義の「質実剛健」は装飾を嫌い、機能性と堅牢さを重んじる性質を表すので、単純に"strong"や"simple"だけでは物足りない場面が多い。
具体的には私は『sturdy and unpretentious』をよく勧める。これには「飾り気がなく、しかし頼りになる」というニュアンスが含まれていて、人物描写や家具、建築、あるいは企業文化の説明に自然に馴染む。文学的な場面では"solid and unadorned"のように少し言い換えて詩的な余韻を残すこともある。
最後に留意したいのは、ターゲット読者だ。例えば技術文書なら"robust and practical"、キャッチコピーなら短く"no-nonsense"で済ますなど選び分けるのが現実的だと考えている。