海外では『Movie Quotes: The Lines That Define Film』という本が人気です。翻訳版も出ていて、文化的な背景まで深掘りした解説が特徴。例えば『カサブランカ』の"Here's looking at you, kid"がどのようにアメリカのポップカルチャーに影響を与えたかなど、単なるセリフ集以上の価値があります。
映画ファンなら一度は手に取ってみたい『名台詞大全』シリーズがあります。最新版では過去50年間の映画から選りすぐりのセリフを500本以上掲載。アクション映画の熱いセリフから、ラブストーリーの胸に響く言葉まで幅広くカバーしています。特に面白いのは、セリフが使われた背景や裏話も解説されている点。『スター・ウォーズ』の"I am your father"が当初は別の台詞になる予定だったなんて話も載っていて、映画の裏側を知る楽しみもあります。
最近見つけた『映画の名言100選』はコンパクトながら中身が濃い一冊。各セリフに監督や脚本家のコメントが添えられていて、なぜその言葉が生まれたのかがわかります。『ショーシャンクの空へ』の"Get busy living, or get busy dying"のような人生を変えるような言葉から、『ジョーズ』の"You're gonna need a bigger boat"のような思わず笑ってしまう台詞まで、バラエティに富んでいます。電車での移動中にぱらぱらめくるのにちょうどいいサイズ感も嬉しい。
個人的に気に入っているのは、クライマックスで主人公が放つ決め台詞を集めた『映画の決定的瞬間』という本。『ターミネーター2』の"Hasta la vista, baby"から『ブレードランナー』の"All those moments will be lost in time..."まで、思わず口に出したくなるようなセリフばかり。ジャンル別に章分けされているので、好みのシーンから読み進められるのも良いですね。