ゲーム『The Last of Us Part II』をプレイした時、エリーとジョエルの関係性が猜疑心と不信感の違いを如実に表していて興味深かったです。冒頭でエリーがジョエルに抱いているのは猜疑心——何か隠し事をしている気がする、という漠然とした感覚。しかし真実を知った瞬間、それは不信感に変わる。この転換点がすごくリアルで、猜疑心が具体的な根拠を得ると不信感へと昇華する過程がよく描かれていました。
英語で『猜疑心』を表現する際、ニュアンスの違いが気になるよね。最も直訳に近いのは『suspicion』だろうけど、実際の使い分けは結構複雑だ。
『Suspicion』は客観的事実に基づく疑いを指すことが多く、例えば『He was arrested on suspicion of theft』(窃盗の容疑で逮捕された)のように使われる。一方で『paranoia』は病的なまでの猜疑心を表し、『She has a paranoia about being watched』(監視されているという妄想がある)みたいな文脈で使われるね。
面白いのは『distrust』で、これは特定の対象に対する不信感を指す。政治的な文脈で『public distrust in the government』(政府への国民の不信)と言ったりする。微妙なニュアンスの違いを掴むのが英語の奥深いところだ。