英語圏の作品で似たニュアンスを探すと、『The Great Gatsby』の緑の灯りの描写が思い浮かぶ。あの永遠に手が届かないという感覚は、玉響の概念と通じるものがある。違いは、日本文化が自然の移ろいからこの概念を育んだのに対し、英語圏では人間関係や社会的成功から生まれた表現が多い点だ。『時をかける少女』のラストシーンとか、典型的な玉響表現だよね。
英語圏の友達に説明する時は『あの瞬間のきらめき、すぐに消えてしまうけど心に残る光』って言ってみたりする。『Your Name.』の流星シーンや『5 Centimeters per Second』の桜の描写が近い感覚かも。文化的には、日本が『もののあはれ』を重んじるのに対し、英語圏はより直接的な表現を好む傾向があるよね。