ダウンロードしておけばオフラインでも快適に読めるので、
mreaderでその設定をきちんと済ませておくと安心です。まずは基本の前提から押さえます。アプリは最新版に更新しておき、アカウントでログインしていること、端末の空き容量が十分にあること、そしてアプリにストレージへのアクセス許可を与えていることを確認してください。特に初回は作品情報や目次を取得するためにネット接続が必要になりますが、その後は端末に保存しておけば通信不要で読むことができます。
実際の手順はだいたい次の流れです。作品一覧や本棚からオフラインで読みたい作品を選び、その作品の詳細ページへ。多くの場合「ダウンロード」や「オフライン保存」といったボタンがあるので、全部まとめて落とすか、章ごとに選んで落とすかを選択します。Wi‑Fiのみでダウンロードする設定があれば有効にしておくと通信料の心配が減りますし、ダウンロードの優先順位を設定できるアプリなら、よく読む作品から先に落としておくと便利です。端末の外部ストレージ(microSDなど)に保存できるオプションがあれば、容量節約のためにそちらを指定することも検討してください。
保存形式については、mreaderが内部キャッシュとして扱う場合と、実ファイルとして保存する場合があります。購入済みのコンテンツはライセンス管理でオフライン再生が制限されることもあるので、その点は注意が必要です。ダウンロードが途中で止まるときは、アプリのバックグラウンド制限やバッテリー最適化設定が影響していることがあるので、それらを無効化して再試行してみてください。また、ダウンロード完了後は本棚の「ダウンロード済み」フィルタや「オフライン表示」モードで確認すると、実際にオフラインで読めるかのチェックが簡単です。
トラブル対策や細かな運用のコツもいくつか。容量不足でダウンロードできないときは不要なキャッシュや古いダウンロードを削除して空きを作る、端末を再起動してから再試行する、アプリを最新に更新する、といった基本対応が有効です。ダウンロードが頻繁に消える場合は、アプリの自動同期設定やクラウド同期の挙動を確認し、オフにするか手動同期に切り替えると安定します。バックアップを取りたい場合は、アプリが外部にエクスポートを許しているか確認しておくと後々楽です。こんなふうに準備しておけば、移動中や電波の悪い場所でも安心して読書を続けられます。