私が読んだ中で最も印象深かったのは、AO3の『Konpeito no Kage』です。影山と日向の関係性が、単なるライバルから互いを認め合うパートナーへと変化していく過程が、砂糖菓子のように甘くも繊細に描かれています。特に、影山が日向の成長を認めるシーンでは、彼の心の内側の葛藤がリアルに伝わってきました。
この作品の素晴らしい点は、二人の感情の変化が試合の勝敗や練習の成果だけでなく、日常の小さなやり取りからも感じ取れるところです。例えば、日向が影山のためにわざわざコンペイトウを買ってくるシーンでは、二人の距離が縮まっていく様子が微笑ましかったです。『ハイキュー!!』の公式展開とはまた違った角度から、二人の絆を深掘りしていて、ファンならずとも胸を打たれます。