こういう問いは作り手としても販売側としてもつい熱が入る。私の経験から、
鱗モチーフは素材感と光の出し方で勝負が決まると思っている。
まず鉄板なのはアクセサリー系。小ぶりの鱗モチーフのピアスやペンダントは、金属の艶やレジンの透明感、ホログラムの光り方でまるで生きているように見える。普段使いできる控えめなものから、イベント映えする大ぶりの一点物まで幅が広いので価格帯を分ければ買い手が増える。次にファッション小物で、鱗柄を刺繍やプリントで表現したスカーフやバンダナ、ジャケットのワッペンなどが強い。布地の手触りと印刷の鮮やかさが重要で、写真映えすることが売上に直結する。
最後にインテリア系。クッションカバーやタペストリー、アートプリントはコレクター性が高く、限定ナンバリングやシリアルで価値を上げられる。販売チャネルはSNSでの見せ方を重視して、短い動画で光の反射や質感を伝えると反応が良い。私はこうしたラインアップを揃えつつ、価格帯を細かく設定しておくのが現実的だと感じている。