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日向葵
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Novels by 日向葵

目覚めたら美少女ネクロマンサーだった件

目覚めたら美少女ネクロマンサーだった件

三桁の体重と醜い容姿で、誰からも疎まれてきた男子高校生の少年は、深い森の中で目覚めた時、彼は「絶世の銀髪美少女」へと変貌を遂げていた。 ファンタジーゲームのキャラを使う「クロエ」と名乗る事にした。 彼女が手に入れた力は死者の魂をアンデッド化させる《ソウルマンサー》という能力だった。 美女のアンデッドというハーレムを作り上げる。
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Chapter: 1話 初めての能力
 10体の魔力体となった彼女達の中身は、淡い青色に光っている。 5体は軽装鎧を装備し、ロングソードを構えていた。 5体は魔導服を装備し、両手を構えて魔法陣を展開していた。 彼女達の体からは、俺の魔力が黒煙となり禍々しさが溢れ出ていた。 まるで自分達を殺した奴等に復讐をとでも言わんばかりに、目の前の盗賊達を睨みつけている。「これはアンデッドか? にしてはなんか弱々しい姿だな」「テメェ、《ネクロマンサー》だったのかよ!」「こんなの見た事ねえぞ? 普通は死体を操るんだろ?」 確かにファンタジーゲームでの《ネクロマンサー》と言ったら、魔王軍幹部が最強の死体を操ったりするのだ。 これはアンデッド?魔力体?霊体?名称はわからないが、戦ってくれるなら何だって構わない。「俺は《ネクロマンサー》その上位職、魂そのものをアンデッド化させるから《ソウルマンサー》かな?」  俺は右手を前に出すと、魔力の騎士達は無言のまま命令に従って突撃攻撃を始める。「召喚系は本体の魔力供給で強さが変わるからな。生前より弱くなってるじゃねえか……よ!」「アンデッドは光属性が弱点だが、火にも弱いんだからな。《ファイアボール》」 1人の盗賊が剣で簡単に受け止めて弾き返し、逆にカウンターを食らって魔力体が破壊されてしまった。 別の盗賊は構えた魔杖の先から、炎の塊✖︎4を連射して一撃で破壊されてしまったが、完全に消滅したわけではない。 俺の魔力供給すると破壊された部分が再構築を果たして、元の魔力体に戻るなり、再度攻撃を始めた。「な、何で破壊されても復活するんだよ!」「冗談じゃねえぞ、こっちが先に魔力切れしまうぞ!」「だから言ったろ、俺は《ソウルマンサー》だって」 俺の隣に並んでいた魔導兵達は魔導陣から、高火力の炎の塊を砲撃として連射する。 彼女達の魔力+俺の魔力が混ざってるせいか、盗賊が放った炎の塊よりも大きく、高火力で紅蓮色に染まっていた。「ぐわぁああああ……ッ!」「助けて、助けてくれ……」 2人の盗賊に直撃した瞬間爆発してしまい、全身炎上しながら後方の大木に激突して倒れてしまった。「俺が殺したんだよな……」 ゲームキャラを殺しても平気だったのに、異世界とはいえ生き延びる為とはいえ、人を殺してしまった事には変わらない。 今更、罪悪感に襲われても仕方ない。「
Last Updated: 2026-04-02
Chapter: プロローグ 転生
 目を開いたら、仰向けになって寝ていたみたいだ。 周囲一帯は生い茂る木々に囲まれていて、天井は大きい木の葉が陽光を遮ってくれていた。 木の枝に止まっている見た事もない小鳥達だが、囀りの歌が良いから特に気にならない。 さっきまで体育の授業だったから、新鮮な風が息吹くと火照った体を冷やしてくれて心地良い。 深呼吸すると新鮮な空気が、都会の排気ガスで汚れた体を綺麗にしてくれる気分だった。 でも今はつまらない数学の授業を受けていて、疲労からか寝落ちしてしまったから夢……なのか? 起き上がるのも億劫に感じた俺は、もう少しだけここで夢を見ていたいと思っていた突如ーー。「グルギャオオオオッ‼︎‼︎」 俺の眠りを叩き起こすかのように、聞いた事のない咆哮が聞こえて空を見上げると。 全身が爬虫類を彷彿とさせる鱗に覆われ、口から吐息する度に炎が漏れ出し、真っ赤な両翼を羽ばたかせる|竜《ドラゴン》が飛び去るのが見えた。 最近はファンタジーラノベ・ゲームで現実逃避していたから、ファンタジーな夢を見ていたが、これは明らかにリアルな感覚だった。 それに俺は体重が三桁ある程の巨漢だから、全身が鉛みたいに重たく感じていたのに、今では羽毛みたいな軽さで簡単に上半身を起き上がる事が出来た。 全身は軽く、太かった腕も細く、全身が細くなった事でオーダーメイドの男子制服がオーバーサイズになっていた。 夢だから痩せたんなら、ついでにイケメンになってるといいな。 俺は痩せたと喜びながら、上半身を起きあがらせると……妙に胸部当たりだけ重量感に襲われた。  ダボダボの白シャツのボタンを外して、インナーシャツをズラして見ると女子特有の巨胸になっていた。 血の気が引いた俺は直で胸に触れると弾力感さえあり、男の感触とは明らかに違った。「何がどうな……ん? この声はなんだ?」 15年間生きてきて野太かった嫌いな声だったのに、女子特有の高く可愛い声になっていた。 ここまで来たら俺は覚悟を決めて、ダボダボズボン越しから局部を触れてみると、今まであるべき|モノ《・・》の感覚が無かった。 ゆっくり立ち上がると、ズボンと下着が地面まで一気にズレ落ちてしまった。「やっぱり……俺は女になったのか」 思春期年齢の男子ならば、女子の裸体は興奮していただろう。 しかしこの状況のせいで嬉しいとは思
Last Updated: 2026-04-02
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