いろんなパーティで『役立たず』扱いをされていた人材を主人公がヘッドハンティングでスカウト。『寄せ集め』パーティとして台頭します。 というのも、主人公の特技は視ること。強さなどを見抜きます。その上でいい人材をスカウト。他のパーティが丸投げしたような依頼(クエスト)だって『寄せ集め』が解決しちゃいます!
Lihat lebih banyak「おい、見ろよ。流石だよな、Sランクが3人揃ってるって無敵じゃねー?」
「お前馬鹿か?セイムスのギルドじゃSSランクだろ?」
「格好いいわよね?」
「あの3人で三角関係とかにならないのかしら?」
ギルドで言われたい放題だなぁ。
パーティのリーダーの俺・マコトは、戦士。特技は相手の特技・強さを視る事。
パーティの紅一点は、ミナミは、職業、賢者。特技は相手の魔法も覚える事。
パーティのタンクをしてるのは、ルイ。職業、戦士。特技はタンクってことかなぁ?
二人とも俺がヘッドハンティングした。
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ミナミについては―――
「もっとちゃんと支援魔法かけなさいよ、あ~あ、コレお気に入りの服なのよ?血が着いちゃったじゃない!」
(そんなに大事な服はダンジョンに着てこなければいいのに…)
「ちょっと!ケガしたから、治してよ!」
(私がしたなら「舐めとけば治る」レベルのケガじゃない)
等と言い争う醜い(性根)女だけのパーティで支援魔法&回復魔法をかけていたミナミを俺が引き抜いた。
「そんなに役立たず扱いの彼女なら俺が今日から引き受けますよ」
二つ返事でOKされたなぁ。あの女どもはミナミの可能性を見出せずにもったいない。
ミナミには当初、怯えられた。
そりゃそうだろう。
突然現れた男に身売りのように連れ出されるのだから。
パーティを追い出されたという喪失感のようなものもあったみたいだなぁ。
ちょっと自暴自棄になってた。
「俺の名前はマコトだ。職業は戦士。特技は他人の特技・強さを視る事!それで、えーっとミナミ?君はすごいね。特技は見た魔法は使えるようになる。ってことは、今までいたパーティの魔法使いが使ってた攻撃魔法、全部使えるんだ!」
「えっ…でも、それだとMPがもたない……」
「なになに?超省エネにつき一回魔法を唱えるごとに減るMPは1。スッゲー、超省エネ!無詠唱の魔法もあるから、かなりいけるんじゃない?」
俺が‘視る’というのはなんだか学校の黒板のように、空中に文字が映し出される。
こうして俺とミナミのパーティはできた。
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ルイについては――――
「ちょっとこれも持っててくれない?」
「俺達『永遠(エターナル)の光(ライト)』の一員であることを光栄に思えよ。このパーティは歴史に名を刻むんだからな!荷物持ちだったとしても『永遠の光』の一員だったってだけで一目置かれるようになるんだぜ?」
「荷物持ち何てもったいない!彼を俺のパーティにくれないか?荷物持ちなら誰でもいいだろ?」
「フン、まぁいいだろう。決断するのはこの能無しだ」
(能無しどころか超お宝なんだけどな)
「彼のパーティに入ります。『永遠の光』とは決別します」
「本気で言ってるのか?馬鹿を見るぜ?まぁ、馬鹿なのか。じゃあな、お馬鹿さん」
「俺の名前はマコト。戦士だ。君は?」
「ルイ」
「そう。ルイにはねぇ、非常に稀な能力があって、その力持ちなのを活かして、タンクをしてほしいんだ、俺のパーティで。もう一人いる。賢者のミナミ。支援魔法が出来るから、タンクでも死にはしないだろう」
「OK。契約成立」
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こんな感じで俺らは集まった。
今では全員SSランクの冒険者として名を馳せている。
ミナミがいたパーティはミナミが居なくなったことで優秀な支援魔法&回復魔法を使える人がいないからと空中瓦解したと風のウワサで聞いた。
ルイがいたパーティはというと……。
「永遠の光って言うか、永遠(エターナル)の影(シャドウ)だよなぁ」
等とギルドで話されている。荷物持ちには本当にそこら辺の兄ちゃんをあてがったようだ。
ミナミもルイも特別な能力もあるけど、固有のオーラ(?)みたいなもので弱い敵は近寄らないんだよなぁ。
永遠の光にも雑魚キャラの敵が当たるようになって、消耗するようになったんだろうな。ご愁傷様なこった。
色々考えると、国王を魅了したサキュバス(仮)と宰相閣下が組んでいたということが考えられた。 そうなると、エイドリアン様が立派な国王になった時にギルドに支払われるはずの報酬は? 国に貸を作ったと思えばいいのかな? 国は俺達に借りがあるってことになるからいいのか? 微妙なところだな。 まぁ、変な国で暮らしたくないから、このままの方針で。『現・国王も現・宰相閣下も暗殺する。さらに、国王陛下を囲んでいた美女たちも暗殺する』 ということで、話がまとまった。 俺達が暮らす国の王が立派であるために必要な行動として理解してもらおう。 それにしても、ダンジョンでモンスターとかを討伐するのは慣れてるけど、実際に人間を手にかけるのはちょっと気が引けるなぁ。 特に、俺とルイは美女に手をかけるわけで、ちょっと手が引ける。「マコト!ルイ!美女だからって手を抜くんじゃないわよ?悪魔かもしれないんだから!」「わかってるよ」 俺達はエイドリアン様に呼ばれたという事で、再び王城へと行った。 ドラゴン達も連れてきた。 俺達が国王と宰相閣下の相手をしてる間、エイドリアン様の相手をドラゴン達にお願いした。 謁見の間にて、いつもは執務室にいるはずの宰相閣下までいる。不審。「宰相閣下、どうしたのですか?公務は?いつもなら執務室にいらっしゃるはずですのにどうしたんですか?」「虫の知らせというのかな?謁見の間に行かなければいけない気がしたんでね」 こっちとしては手間が省ける。ここに来るまでに、すでに謁見の間付近の騎士達は夢の中。ミナミが無詠唱で眠らせた。ついでに俺達は各種耐性と強化がバッチリついている。「おや?いつものパーティのリーダーはどうしたのですか?」「きちんといますのでご安心を」 ミナミ特製隠密魔法を俺・マコトにはかけている。見えていないようだ。「本日は、国王陛下並びに宰相閣下の命をいただきに参りました。ご安心ください。助けなどを呼んでも声は届きません。近くにいる兵は眠っていますし、付近には防音魔法がかけられています」 さすがに、宰相閣下の顔には焦りが見えるな。「宰相閣下は俺達に国王陛下を暗殺させて、王太子を傀儡の国王とするつもりでしたか?もちろん国王陛下暗殺の罪は俺達に着せて」 宰相閣下の顔色は青くなっていく。「今の状態は、国王陛下をそこの美女
「お前達また来てくれるか?」「エイドリアン様が望むのなら、私達は来ますよ」 エイドリアン様は子供らしい笑顔を見せてくれた気がする。―――あんな父親ならなぁ。 そんな約束をして俺達は王城を後にした。 これで依頼を果たしたことになるのかな? ギルドに行ってみればわかるだろう。「「「デビー!王宮の料理はデビーの料理よりも強かった!」」」 強いって何だ? デビーは元・王宮料理人なんだよ。古傷に塩みたいなことなんじゃ?「それはよかった」 なぜ? デビーに話を聞いてみると、デビーの弟子だった人が現在王宮で料理長をしているようで、「自分は誇らしい」そうだ。 謙虚だなぁ。 デビーはその弟子に王宮の厨房を追い出されたんじゃないか?という疑惑が俺の中で湧いてくる。何と言ってもデビーは平民。今の料理長は伯爵家の次男。 デビーは『料理で喜んでくれる人がいるのが幸せ』というなんとも職人気質な料理人。貴族の汚い抗争とは無縁の世界にいる感じだ。*** 翌日、俺達三人はギルドへと行った。 依頼は達成されたことになるのだろうか?「『寄せ集め』パーティへの依頼はまだ達成されていないそうです」 と、受付嬢は言う。達成条件ってなんだ?「達成条件てなんですか?」「王太子殿下が立派な国王となる事です」「それは…いったい何年後となるんでしょう?」「プププッ、『寄せ集め』パーティが依頼の達成不可能なのか?SSランクって名ばかりだなぁ!」 と、大声で言った。のは、いつものように永遠の光の連中。 とりあえず、邸に帰って作戦会議。「エイドリアン様が国王陛下になるのは一体何年先の話だよ?」「それなんだけどさぁ、この依頼をギルドにしたのって宰相でしょ?今の国王に不満があるってことじゃないかしら?」「あの体(てい)たらくを見れば誰だって嫌になるよ」「ルイの言う通りだな」「それで、仮説なんだけど国王陛下の周りにいた美女に国王陛下が魅了をかけられてるとしたら?そのサキュバス(仮)は1体又は全員でその美女たちの排除または国王陛下の暗殺を依頼したかったとしたら?」「国王陛下の暗殺の依頼は公にできないな。それで王太子殿下の子守りという前提を使った?」「そう。それで「その時に国王陛下の今の状態を見れば不審に思うだろう」というのが宰相閣下の本当の思惑かもしれないわよ?」「
「あまり広められると困りますが、この城の庭で一番広い所はどこでしょうか?そこで教科書には載っていない事を見せて差し上げます」「あっちのほうにあるぞ?それとも騎士の鍛錬場がいいだろうか?いやいや、騎士達がいるからダメだな」「ではあちらのほうへ行きましょう」 俺達はエイドリアン様の案内で王城で一番広い庭へと行くことにした。 本来、王太子殿下は知らないはずだが、度々勉強を抜け出しているのだろう。「はー、こんなに広くてどうするんでしょう?」「魔法の練習とかに使うらしい。誰が練習するのか知らないが。あとは亡き母上がお茶会で使っていた」 見るからにエイドリアン様が凹んでしまった。「まぁまぁ、見ててくださいよ。エン・ヒョウ・ライ。服が破れるからある程度、脱いでからにしろよ」「「「マコトは破廉恥だな」」」 服敗れたら全裸で帰ることになるんだが?子ども服、家にあったかな? ドラゴン達が本来の姿に戻った。「なんだか爽快だな」「ヒトの体も悪くはないのだが」「やっぱり元の姿の方が……」 予想はしてたけど、王宮の近衛騎士団がやってきた。「こら!私の客だ。手を出すのではない!」「しかし、殿下!ドラゴン……しかも3体。ああ、どうして団長不在の時にこんなことが……」 なんかパニックだけど、大丈夫だよ?「どうですか?エイドリアン様?」「見事だ。マコトにミナミにルイ。ミナミの親戚と言っていたのは嘘という事か?」「エイドリアン様以外もいたためにそのように紹介させていただきました」「うむ」「エイドリアン様、ドラゴンはその鱗の色で属性がわかり、エンの鱗は赤いでしょう?属性は炎。ヒョウの鱗は青、属性は氷。水の上位属性です。ライの鱗は黄色、属性は雷です」「ほぉ、確かに教科書には載っていない知識だな。褒美を取らすぞ」「「「ありがたき」」」「あ、ドラゴン達は王宮の食事を食べてみたいと言ってました!」「それも実現してやろう」 ドラゴン達は再びヒトの姿に戻り、服を着て(面倒だとかいろいろ文句を言っていた)、夕食をご馳走してもらえることを伝えると、喜びハイジャンプしていた。 ……ジャンプし過ぎだ。人間はそんなに高くジャンプできません! 夕食までの間、‘かくれんぼ’をした。 ドラゴン達の誰かが鬼の場合、あいつらは鼻が利くのか? 匂いをたよりに探し出される。チ
実際に王城を目にするのは実に久しぶり。 建国祭とか以来か?「マコト!邸がデカいぞ!」 ヒョウも珍しく興奮している。「あー、うちは2階建てだけど、王城は違うからなぁ」 城の大きさを考えればこいつらが本来の姿に戻れる広さの庭くらいありそうだ。 依頼をって話のために国王に会う必要があるらしい。 俺は目を疑った。確かに王妃は無くなって正妃の座は空いているということは聞いているけど、この姿は……。教育上悪い。 ミナミはドラゴン達の目隠しをした(魔法で)。「「「ミナミ~、見えないよ~」」」 見えなくしてるんだよ。「ちょっとだけ、静かにしててね」 ミナミの言う事は聞くんだよなぁ。ドラゴン達が黙ってる。 教育上悪いという姿は…国王を囲んで、美女が4人!4人もくっ付いている。 国王の威厳は? 王太子殿下がどんななのかも想像がつく。「依頼をされたのはこの国の宰相閣下のようですね。依頼のように王太子殿下の子守りをさせていただく『寄せ集め』なるパーティでございます。私はパーティのリーダーでマコトと申します」「私は賢者でミナミと申します」「私は戦士をしています、ルイと申します」「うむ、頑張り給え。ミナミと申したか?そなたはここに残るように」 ミナミは嫌だったようで、魔法で自分のそっくりさんを作りだし、残るように仕向けた。「うげ~、魔法で作ったとはいえ自分のそっくりさんがあの国王にベタベタされてると思うと気持ち悪いわね」「ミナミ、気持ち悪いの?こくおう?俺がやっつけてくる?」 恐ろしいことを言うドラゴンだなぁ。「ダ・・・ダメよ!それじゃなんのためにダミーを作ったのかわからないじゃない。その気になれば、あんなオッサン一瞬で真っ黒こげよ」 恐ろしいのはミナミもか……。しかも不敬。 俺達は王太子殿下のエイドリアン様にお会いすることとなった。 ここまでは宰相閣下の案内となった国王の様子は王太子殿下の母君が亡くなってから顕著だと聞いた。「初めまして。王太子殿下。私は教育係補佐を務めることとなりましたマコトと申します」「ミナミと申します」「ルイと申します」「「「よろしくお願いします!」」」「うむ。して、その小童はなんだ?」「えー、ミナミの親戚でして…名前はエン・ヒョウ・ライと申します。全部で6人となりますが、よろしくお願いします」「よ
次なるクエスト(依頼)を求めて、俺達はギルドへ行った。「SSランクの皆様がいらっしゃった。なんでもSSランクには相応しい依頼がないんだと!」 全くどうして永遠の光の連中は絡んでくるかなぁ?「分不相応にも他の依頼を俺達で受けてもいいなら、喜んで受けるけど?」 そう言ったら、永遠の光の連中は去って行った。自分たちが受けた依頼を横取りされるとか思ったのか? 受付嬢曰く、「…こちらの依頼でしたら。あぁでもSSランクの皆様に相応しいでしょうか」 とりあえず見せてもらった。 『王太子殿下(4)の子守り(見守り)』とある。どういうことだ?「ココだけの話。王太子殿下は非常にわんぱくでらっしゃって、教育係も手を焼いているそうです。困った王宮の方がギルドに依頼しました。することはそうでもないのですが、低ランクのアラクレものを王宮に派遣するわけにはいかないので……」「俺達に白羽の矢を?」「そういうわけです」「ハハハッ。そういうことなら、この気高い永遠の光がその依頼を受けようじゃないか!」 さっきは依頼を横取りされそうになって、スゴスゴ引き下がったのにコッチの依頼は横取りする気なのか?「いえ、この依頼をお願いするのは『寄せ集め』にしようと決めていたので」 受付嬢はなかなか強情というか頑固だなぁ。「理由は?」「女性もいらっしゃるので。あと王太子殿下のようにプライドの高い方とは、貴方達のようにプライドの高いパーティの方とは相性が悪いと判断をしました」 あーあ、永遠の光の連中のプライドがボロボロだね。なかなかサクッと抉ったね、受付嬢。 ついでに、俺達にはドラゴン(ヒト型)もいるから、遊び相手になるだろう。ドラゴン達は正式にはパーティメンバーとは言えないけど、ついていく事が可能ならばついてくるし。 王城の庭なら本来の姿になれるんじゃないかな? そういうわけで、ドラゴン達にも次の依頼について話した。「うーむ、ミナミが主に相手をするのか?」「それはわからないよ。出たとこ勝負になるなぁ」「ドラゴン達にはもしかしたら、王太子殿下の遊び相手をしてもらうかもしれない。それから、見たことないけど、王宮の庭は広いのか?本来の姿になれるかもだぞ?」「「「おぉー」」」「それと、王宮の料理は美味しいと聞く」「「「ほぉー」」」 関心ポイントがなんかずれてる感じ
「そうだ!フェア。俺らが持ってる『ドラゴンの爪』でオークルに矢を一本作ってやってよ。『ドラゴンの爪』は一個で足りる?」 エン・ヒョウ・ライが一様に手を隠した。 大丈夫だろう。大量にあるから。「まぁ、残り10個以上あるからなぁ。作れるぞ」「作ってあげてくださいよ。そうだなぁ、俺らをクタクタにした『敢闘賞』みたいな?」「そうね。私もクタクタよ~」「俺はタンクとしていいのかってくらい疲れてる。もっと体力つけた方がいいのか?」 ルイをこれほど消耗させるとは……フェアの作ったチェス盤はおそろしい。 そんな中元気なのは、フェア・オークルとドラゴン達。 ドラゴン達は特に動いてなかったから消耗してないなぁ。 オークルは「畏れ多い」ってドラゴン達に矢を射かけるとかしなかったし。 ドラゴン達は動かなかった(動けなかった)から、いい的(まと)なのに……。 こうして俺達とドラゴン達はフェアの依頼を終えた。 ギルドに提出する証拠として、フェアに一筆書いてもらった。***「依頼を片付けてきた。これが証拠のドワーフのサインだ」 と、俺はフェアのサインが書いてある紙を見せた。「依頼を受理してから、かなりの時間を有しているので、身を案じていました。皆さんが無事でよかったです」「依頼から何週間も音沙汰ないから死んじまったかと思ったぜ!ハハハッ」 うーむ、永遠の光の連中か?他人を詰る暇があるなら自分を磨いた方がいいと思うが?「そもそも、そのサインだって本物か?そこら辺のオッサンが書いたものかもしれないぜ?」「依頼主のサインと一致します」 受付嬢の後方支援によって永遠の光の連中はどこかへ行った。 ヒソヒソと聞こえてくるのは、俺達の装備についてだ。「あの装備の素材ってレアアイテムの『ドラゴンの牙』じゃないか?武器は『ドラゴンの爪』?防具は『ドラゴンの牙』か?誰が装備を作ったんだ?やっぱりSSランクともなると装備からして違うよなぁ」『ドラゴンの爪』に関しては結構たくさんあるけど、『ドラゴンの牙』は6本しかなかったからなぁ。本当にレアアイテムって感じだよなぁ。残りわずか!…あげないけど。「報酬は高額なので、ご自宅の方へ送らせていただきます」「自宅……。受取人は誰だ?」「執事長でしょうか?」 俺達は報酬を受け取るまで、自宅待機というようにした。 今
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