DIRTY, ROTTEN SEXCAPADES (Erotica Collection)

DIRTY, ROTTEN SEXCAPADES (Erotica Collection)

last updateLast Updated : 2026-03-02
By:  Fiona CakesOngoing
Language: English
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1 rating. 1 review
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WARNING! 18+ This book is intended for mature audiences only. It is not suitable for anyone under the age of 18. You have been warned. ****** Welcome to my collection of short erotic stories where desire has no shame and temptation always wins. Each tale invites you into a world drenched in lust, heat, and deliciously sinful encounters where boundaries blur, fantasies ignite, and passion refuses to be denied. From stolen moments to reckless indulgence, these stories explore craving in its rawest form. No promises of forever, only bodies, chemistry, and the thrill of giving in. Enter if you dare. This is a world of steam, sin, and unapologetic pleasure.

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Chapter 1

1: New Year’s Threesome

中村浩平(なかむら こうへい)は、また家の前でひざまずいていた。

雪が彼の体に降りつもっていく。彼の顔は真っ青で、倒れそうだった。

いつもなら、私が彼をひっぱたいて、怒鳴りつけて、それで終わりだったはず。

こんなおかしい状態で、めちゃくちゃな関係のまま、浩平と斎藤紬(さいとう つむぎ)の二人と、一生も収拾がつかないんだと思っていた。

でも、今日、妊娠したのがわかった。

私は、自分の名前である白石夏美(しらいし なつみ)が記された診断書を握りしめ、初めてこんなに穏やかな気持ちになった。

「私、妊娠した。あなたの子じゃない。別れよう、浩平」

浩平は震える手でエコー写真を受け取ると、それをビリビリに引き裂いた。

彼はひざまずいたまま私の前ににじり寄り、かすれた、でもきっぱりとした声で言った。

「そんなはずないよ、夏美。前に流産した時、お医者さんからもう妊娠するのは難しいって言われたじゃないか!

付き合って7年の記念日に、君を一人にして紬さんに会いに行ったのは悪かった。でも仕方がなかったんだ。8年前、俺はトラックにはねられそうになって、紬さんのお父さんが俺をかばって死んだ。死ぬ前に、彼女のことだけは頼むって。

彼女は重いうつ病で、発作が起きたんだ。ほっとけるわけないだろ……

約束する、もう二度とこんなことはしないから!」

浩平の約束を聞いて、私は思わず涙が出るほどに笑ってしまった。

「浩平、その約束、あなた自身は信じてるの?」

私が取引先からセクハラまがいの嫌がらせを受けていた時、浩平は紬の誕生日を祝っていた。

私が流産してしまった時、浩平は紬の卒業旅行に付き合っていた。

私が病気で入院した時、浩平はオークションで紬のために大金を使っていた。

いつだって彼はそう約束したじゃない。

何度も何度も、でも結局いつも「次」があった。

浩平は視線をさまよわせ、気まずそうに私の手を掴んだ。「ごめん、夏美、俺は……」

「触らないで、汚れるから!」私は咄嗟ににその手を振り払った。

浩平の目がさっと赤くなった。「汚くなんかない。俺は紬さんと何もやましいことはしてない。彼女に優しくするのは、ただ恩返しのためなんだ……」

そのセリフを、この何年間、彼は飽きるほど繰り返してきた。

私はもううんざりだった。「もうその話はいい。別れよう、浩平」

「夏美、別れるなんてひどいこと言わないでくれ。俺には耐えられない。君、会社を作りたいって言ってただろ?俺の会社の株を全部譲るから、な?」

浩平は私の手を掴もうとして、よろめきながら立ち上がった。

でも、その手が私に触れる前に、彼はそのまま倒れこんでしまった。

私は慣れた仕草で、すぐに119番に電話した。

浩平は意識がないのに、私の袖を強く握り締めて離さず、何度も私の名前を呼び続けた。

仕方なく、私も一緒に病院へ向かった。

でも、ベッドで真っ青な顔をしている浩平を見ても、もう心は痛まなかった。以前なら心苦しかったのに、今になっては何も感じなくなった。

私たちは、小さいころから同じ施設で育った。

私が他の子に半殺しにされても平気だったのは、浩平に一口でも多くご飯を食べさせるためだった。

一方、浩平は私の治療代のためにお金を盗んで、自分の人生を台無しにしそうだった。

紬が現れるまで、私たちはお互いにとって、唯一の恋人で、家族なんだって。愛し合って、一生、そうやって生きていくんだって、信じていた。

「夏美、やっぱり君は俺を見捨てられないって、わかってたよ」

目を覚ました浩平のうれしそうな声に、私ははっと我に返った。

私は近寄ってくる彼の体を押し返した。「浩平、これが最後だから」

「まだ怒ってるんだろ?だったら罵ってもらっていい。殴ってくれてもいい。それで君の気が済むなら、何でもするから」

浩平は無理に笑ってみせて、ベッドから起き上がろうとした。

私は冷めた目で彼を見た。「浩平、バカなふりはやめて。意味ないから。紬がいるかぎり、私たちの問題はなくならない。もうこれ以上、あなたに付き合うのはもう無理なの」

浩平は目を真っ赤にしていた。「そんなことない、夏美。約束する。これから紬さんがどんなにわがままを言っても、もう甘やかしたりしない。彼女のせいで君を悲しませることは、もう絶対にしないから」

彼がそう言い終わると、紬が病室に現れた。「浩平さん、具合が悪いの。そばにいてほしい」

浩平は、びくっとしたように私をちらりと見た。「今は夏美のそばにいないといけないんだ。だから、その……」

「父が死ぬ前に、あなたが父とした約束を忘れたの?やっぱり男なんてみんな嘘つき!父も亡くなじゃって、私にはもう誰もいない。もう死んだほうがましよ!」

紬はじだんだを踏むと、泣きながら病室を飛び出していった。

途端に浩平は私のことなど上の空になった。「夏美、話はあとだ。戻ってきたら聞くから」

彼は慌てて紬を追いかけ、またも私を一人にした。

私が相変わらず待っていると、浩平は信じて疑わなかった。

そして、私自身も、少し前まではそう思っていた。
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reviews

Ophelia
Ophelia
I highly recommend this book. It’s not just chapters filled with different sexual scenarios, the stories have depth and an actual story line and plot. It’s like each story is a mini novel. Short, entertaining and very spicy. My favourite story is Enid’s story because I can related to her.
2026-02-16 02:21:59
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