The Nefarious Gangster's Lethal love

The Nefarious Gangster's Lethal love

last update最終更新日 : 2024-08-07
作家:  Mannar連載中
言語: English
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概要

Contract Marriage

Revenge

Ruthless

Mafia

Forbidden Love

Tragedy

Mystery

Secretary

Fast-Paced Plot

Clamping his rough hand on my mouth, he warns me to stay silent. While I am shy female enecdote with v-card still intact, he is a cold hearted monster with a reputation of violence. Two things matter in his twisted world of crime. Power and money. He took me in to gain both. My entire world is controlled by others but under his commend and sheets I am discovering a new strength. This is madness. Every fiber in me screams to run. But instead I kneel and submit to him. Nefarious Gangster's Lethal Love is a book with series of mafia, crime thriller and drama stories in it.

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第1話

Prologue

結婚して五年。北城陸(きたじょう・りく)の愛妻家ぶりは、いささかも揺らがない。

巨大財閥・北城グループの御曹司でありながら、彼はきっちりと門限を守って帰宅する。

毎朝の出勤は彼がハンドルを握って送り届けてくれるし、記念日ともなれば、趣向を凝らしたプレゼントを用意して私を喜ばせた。彼のSNSのタイムラインは、私への愛を綴った投稿で埋め尽くされている。

ネット上では「恋に狂った男」なんて揶揄されながらも、そんな彼に熱狂するファンが後を絶たない。「尊すぎる夫婦」と、誰もが信じて疑わなかった。

……けれど。

寝室に残されたタブレットは、彼のアカウントにログインしたままだった。

そこへ見知らぬ女から、一本の動画が届く。

動画の中の女は、ポリス風のバニーガールのコスプレをしていた。

とろんと潤んだ目つき。

野卑に両足を開いてM字に座り込み、服のボタンに手をかけている。はだけた隙間から、雪のような白い肌が目に飛び込んでくる。

【うさちゃん、陸さんに会いたいな。陸さんとチュッてしたい!】

甘ったるく媚びるような声が、鼓膜を撫でる。

最初は気にも留めなかった。陸ほどの人だ、好意を寄せてくる女の一人や二人あっても不思議じゃない。この五年間、彼は私に十分すぎるほどの安心を与えてくれていたから。

だから、またいつもの一方的な誘惑だろう。

そう高を括っていた私の目の前で――陸からの返信が表示された。

【明日は一日中、ベッドから出してやらないからな】

ドクン、と心臓が嫌な音を立てる。

ドアが開く気配に、私は慌ててメッセージ画面を閉じ、何食わぬ顔でショート動画のアプリを開いた。

ベッドに入ってきた陸が、背後から音もなく体を寄せてくる。

シャワーを浴びたばかりなのだろう。微かにボディーソープの香りが鼻をついた。

彼は愛しげに私の肩へ顎を乗せ、甘えるように頬を擦り付けてくる。振り向きざま、熱い唇がうなじを優しく掠めた。

「美晴(みはる)、なにをそんなに熱心に見てるんだ?」

陸の視線が手元のタブレットに落ちた瞬間、まとわりついていた体が、ふっと強張るのがわかった。

「……なんで僕のタブレットを?あ、いや、動画を見るなら自分のスマホのほうが楽だろう?」

喋りながら、彼の視線が無意識に泳ぐ。私はその動揺を見逃さなかった。

整った横顔だ。ネットで「芸能界入りすべき」と騒がれるのも無理はない。

私は口元だけで笑って、さらりと答えた。

「自分のスマホ、充電切れちゃって。あなたのを使っちゃだめだった?」

陸はかなりのゲーマーで、家にあるタブレットはほとんど彼が占領している。

今日はなんとなく、つい手遊びに借りただけだった。まさか、見てはいけないものを見てしまうなんて、思いもしなかったけれど。

「もちろん、いいよ。ただこのタブレット、容量がいっぱいで動作が重いんだ。美晴が使うなら、ゲームをアンインストールして空けておくよ」

そう言って、彼はあまりにも自然な手つきで私から端末を抜き取ると、データを整理するふりをした。

しなやかな指先がメッセージアプリをタップする。ログイン画面が私のアカウントに切り替わっているのを確認して、彼は明らかに安堵の色を浮かべた。

「……いいわ。もう使わないから」

陸はふわりと笑みをこぼし、タブレットをサイドテーブルに放り出した。

子犬のように瞳を輝かせ、弾むような声で甘える。「わかった。じゃあ僕が、美晴と『別のこと』して遊んであげるね」

普段はプライドが高く、常に冷静沈着な陸が、こんなにも無防備な柔らかい表情で、愛おしそうに私を見つめている。

私も彼を見つめ返す。けれど、胸の奥がきりきりと締めつけられるようで、苦しい。

高校時代からの付き合いで、もう何年も一緒にいるけれど、彼はいつだって完璧な恋人だった。

いつだって私を不安にさせず、どんな場所でも、誰よりも私を優先してくれた。

女性からの誘いを受けることがあっても、その答えは決まっていた。

左手の薬指をかざして、こう言うのだ。「ごめん。妻といなきゃいけないから」と。

周囲の誰もが、彼を「妻に頭が上がらない夫」だと公認していたし、陸のような一途でハイスペックな男に愛される私を、誰もが羨んだ。

けれど。あの画面の中で繰り広げられていたやり取りが、無数の棘となって心臓に突き刺さる。

……吐き気がするほど、気持ち悪い。

じゃれつこうと寄せてきた男の頭を、私は手で押しやった。

「お水を飲んでくるわ」

陸はニコリと笑う。「僕が汲んできてあげるよ」

スリッパを突っかけ彼の後を追う。リビングのソファに腰を下ろし、彼がウォーターサーバーで湯加減を調整する背中を眺めていた。彼は丁寧にグラスの表面に触れ、熱すぎないか確かめてから、私の前へと差し出した。

その瞳はとろけるように甘く、優しく、見つめられたら溺れてしまいそうなほどだった。

一瞬、気が遠くなる。指先の力がふっと抜け、ガラスのコップが床へと滑り落ちた。派手な破砕音が響き、しぶきが飛び散る。

「大丈夫、大丈夫だよ。ちょうど新しいのに替えようと思ってたんだ。どこか怪我してない?」

陸は慌てて私の手を取り、宥めながら、ガラス片が飛んでいないか必死に確認している。

「美晴はいい子だから、そこに座って動かないでね。僕が片付けるから」

目の前にいる、こんなにも私を愛し、慈しんでくれる優しい夫。

どうして、こんなことになってしまったのか。理解が追いつかない。

目頭が熱くなり、私は鼻をすすって必死に涙をこらえた。

彼はそれを、私がコップを割ったことを気に病んでいると勘違いしたらしい。笑いながら、指先で私の鼻をちょんとつついた。

「たいしたことないよ。僕が、もう一度入れ直してあげるから」

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