You Are Mine

You Are Mine

last updateLast Updated : 2023-09-09
By:  Leann LaneCompleted
Language: English
goodnovel16goodnovel
9.2
12 ratings. 12 reviews
69Chapters
31.6Kviews
Read
Add to library

Share:  

Report
Overview
Catalog
SCAN CODE TO READ ON APP

After one painful and humiliating night, Mia was left wondering if Master Reed was just a figure that she dreamed up when she secretly discovered the world of BDSM. Until she collided with him in the conference room at her office building and found out just how real he actually was and he's made it very clear that he is going to be her Master. Reed bought "Bean Me" with the intention of claiming Mia as his submissive. A dream he'd had ever since the night he had picked her up off the sidewalk at his club "The Dungeon" three years earlier. Before that dream can come true, it is threatened when his manipulating ex-wife comes back into the picture with every intention of staying there. She brings a few nasty surprises as well that will leave Mia and Reed reeling and wondering if there is anyway their fragile budding relationship.18+ Adults only*Explicit Scenes*, *BDSM*, You Are Mine (Bound To Me #1) is created by Leann Lane, an eGlobal Creative Publishing Signed Author.

View More

Chapter 1

Chapter 1: Prologue

「病院でそんな格好……兄さんを困らせる気?」

婦人科の診察室で、春坂朝菜(はるさか あさな)はお腹をそっと撫でながら座っていた。

スマホからは、夫と義妹の声がはっきりと聞こえてくる――

結婚して三年。なかなか授からなかった命。

やっと、やっと宿った愛しい我が子のことを、早く春坂征史(はるさか まさふみ)に伝えたくて――

でも、耳に飛び込んできたのは、現実を疑いたくなるような、淫らな音声だった。

女の子の声が続く。わざとらしく、ベルトのバックルをカチリと鳴らして。

「でも兄さん、姉さんは今、階下で妊娠検査中なんでしょ?今こんなことして、バレたらどうするの?」

男のくぐもった笑い声が応えた。

「俺はここの主治医だ。それにお前は心臓病持ちだろ。朝菜が見たって、まさか疑うはずないさ。

さ、手で助けてくれ」

ふたりの荒い呼吸音が、耳元で生々しく響いた。

朝菜の全身から血の気が引いていく。

本当に……征史なの?

しかも相手は、彼の義妹、神崎句美子(かんざき くみこ)?

ガクガクと震える指先。

現実を否定したくても、携帯から聞こえる声は、さらに朝菜を突き落とす。

「兄さんなんてウソつき、口では姉さんが好きって言いながら、身体は私を離してくれないくせに」

征史は手を止めることもなく、気だるげに答えた。

「ベッドの上の腕前なら、朝菜よりお前のほうが上だよ」

「だったら、彼女と離婚して、私と結婚してよ」

句美子が甘えるように囁く。

「姉さんは体が弱くて、もしかしたら子どもが産めないかもしれないけど……私は若いし、元々は兄さんの許婚だったんだよ?」

その瞬間、征史の声色が一変した。

低く、重く、真剣に。

「句美子、くだらないことを考えるな。俺が一生守りたいのは、朝菜だけだ。子供がいようがいまいが、あいつだけは裏切らない」

「今回だけは、朝菜に赤ちゃんができたから……俺も流石に、傷つけたくないんだ。

だから朝菜が無事に出産したら、お前は国外に行け。そしたらまた、俺は朝菜のもとに戻る」

「でも、私は兄さんの妹なんだよ?そんなの……」

句美子の不安げな声を、征史は気怠げに遮った。

「妹?血なんて繋がってないだろ」

「むしろ……スリルがあって、いいと思わないか?」

彼の声は甘く、水のように柔らかかった。

「余計なこと考えるな。朝菜が検査を終えるまで、もう一回……違う姿勢で楽しもう」

朝菜はふらふらと、まるで魂が抜けたみたいに診療所を出た。

誰かが、首をぎゅっと絞めているような息苦しさ。

――征史は、二十三年も自分を愛してくれたはずだった。

七歳の時、流れ星に誓ってくれた。

「絶対に、一生守る」って。

十七歳の時、借金取りに追われた自分を、身を挺して庇ってくれた。

ナイフで刺され、重症で運ばれた彼の姿。

父親の作った莫大な借金を返すため、まだ治りきらない体で、裏社会の賭博場に命を懸けて飛び込んだ。

九死に一生を得た、あの日。

二十二歳、珍しい病気にかかった自分を救うため、医学博士に挑み、寝食を忘れて研究に没頭してくれた。

二十七歳、世界中に生中継された、誰もが羨む最高の結婚式。

征史の愛は、いつだって堂々としていた。

なのに――

どうして、どうしてこんなふうに変わってしまったの……?

携帯が、また震えた。

朝菜はぼんやりと受話ボタンを押す。

「朝菜、今ちょっと急な用事ができちゃってさ。

3号駐車場の5番スペースで待っててくれないか?」

征史の優しい声。

けれど、朝菜は答えなかった。

返事どころか、止めようのない涙が、次から次へと頬を伝い落ちた。

朝菜は必死に顔をぬぐった。

けれど、拭っても拭っても、涙はあとからあとからあふれてきた。

征史は、彼女が黙ったままでいるのに焦ったようだ。

「朝菜、泣いてるのか?何があったんだ……?」

その声を、朝菜は無言で遮った。

無慈悲に、通話を切った。

ぼんやりと、どれくらい歩いたのか分からない。

世界がぐらぐらと揺れて、ついには意識が飛びそうになる。

「朝菜!」

誰かの叫び声。

そして、ふわりと支えられた。

見上げた先にいたのは――征史だった。

彼は背後にある長い階段を見て、顔面蒼白になっていた。

「……今、ほんの少しでも転んでたら、大変なことになってた。朝菜、無事でよかった。本当によかった……」

震える手で、征史は彼女の涙を拭った。

その目には、確かに愛情があった。

なのに。

――どうして、その心を他の誰かにも分けてしまえるの?

朝菜の胸が、痛くてたまらなかった。

征史は優しく彼女を抱き上げ、車に乗せた。

そして、そっと髪をかき上げながら、スープジャーを取り出した。

「道中お腹が空くといけないから……俺が作った、スペアリブスープだ。まだ温かいよ」

言葉通り、彼は丁寧にスプーンで少しずつすくい、朝菜に食べさせた。

時々、くだらないジョークを挟んで笑わせようとするその目には、惜しみない愛情が宿っていた。

耐えきれず、朝菜はそっと尋ねた。

「征史……何か、私に言いたいことはないの?」

征史は微笑み、彼女の鼻先をくすぐった。

「朝菜が、ずっと平和で、幸せでいられますように」

そう言って、彼は朝菜の指先にそっと口づけた。

そして耳を寄せて、お腹の中の命の気配に耳をすました。

「……ねえ、どっちが先に言うと思う?『パパ』って?それとも『ママ』?」

ぴんぽん。

征史のスマホが鳴った。

彼はチラリと画面を覗き見ると、表情をわずかに曇らせた。

黒曜石のような瞳の奥に、見えない欲望が渦巻く。

朝菜には分かった。

――きっと句美子からだ。

征史は何かを短く打ち込み、すぐに画面を消した。

そして、少しかすれた声で言った。

「朝菜、ごめん。急患が運ばれてきた。俺、病院に戻らないと」

朝菜は、黙って彼を見つめた。

心のどこかで、たった一言でもいい、何か説明してほしかった。

けれど、征史はただ彼女をそっと抱きしめただけだった。

「人の命がかかってる……朝菜には寂しい思いをさせてごめん。帰ったら、ちゃんと埋め合わせするから……君と、子どもにも」

彼は運転手を手配したことを伝え、急ぐようにその場を後にした。

征史が去ったその直後。

朝菜のスマホにも、メッセージが届いた。

【兄さん、水に何か入れた?すごく熱くて、もう我慢できない……】

添付されていた写真に、朝菜の指先が震えた。

そこには、ピンクの超ミニセーラー服をまとった句美子の姿。

白く柔らかな肌が露わになり、潤んだ瞳でこちらを見上げている。

【さっきあんなにたっぷりもらったばかりなのに、また欲しくなっちゃった。待っててね、兄さん楽にしてあげる】

画面を閉じても、冷たい絶望感が胸に突き刺さる。

朝菜は静かに目を閉じた。

長い間、心の中で何度も問い直してきた。

それでも――

もう分かった。

彼は、自分たちの誓いを裏切った。

ならば、自分がこの場所にとどまる理由も、もうない。

朝菜はタクシーに乗り、「擬似死亡サービスセンター」へ向かった。

スタッフはにこやかに対応した。

「春坂さん、間もなく身分情報は抹消されます。擬似死亡サービス規約に基づき、七日後、あなたは『交通事故による死亡』という形で処理されます。何か異議はございますか?」

朝菜は首を横に振った。

「異議なしです」

「かしこまりました。それでは、こちらの署名欄にお名前をお願いします」

彼女は一切の迷いも見せず、スラスラと自分の名前を書き記した。

あと七日――

それだけで、すべてに別れを告げられる。
Expand
Next Chapter
Download

Latest chapter

More Chapters

To Readers

You Are Mine is an 18+ novel by Leann Lane with the theme of BDSM. After her humiliating and painful night, Mia starts wondering if Master Reed is just someone she made up after she secretly discovered the BDSM world. But after colliding with him in a conference room, her doubts fade away. She also discovers that he'll be her Master. But what will happen when his manipulating ex-wife suddenly appears, intending to stay there? How will the relationship between Mia and Reed develop after her unexpected return? Read the novel to learn more.

reviewsMore

Mj
Mj
I couldn’t put it down.
2024-07-28 01:23:39
0
0
victoria
victoria
so sweet, love it
2024-05-24 05:21:26
1
0
Liz.P
Liz.P
This is so good! Sexy lead and a young woman coming into her own! Would love to find out what happens next!
2023-10-29 08:28:38
1
0
latheriagibbs
latheriagibbs
Def a great read ...️...️
2023-09-28 08:45:39
0
0
Stephanie Fontaine
Stephanie Fontaine
loved it!!
2023-08-18 06:58:48
0
0
69 Chapters
Explore and read good novels for free
Free access to a vast number of good novels on GoodNovel app. Download the books you like and read anywhere & anytime.
Read books for free on the app
SCAN CODE TO READ ON APP
DMCA.com Protection Status