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第1129話

Penulis: レイシ大好き
彼女はもう一度、紗雪のくっきりした鎖骨に目を奪われ、思わず触ってみたくなる。

美人にくっつきたいなんて、誰だって思うだろう?

けれど、横には従兄という巨大な障壁が存在していて、紗雪に近づくチャンスなんてまるでない。

清那は心の中でひっそりと毒づく。

ほんと、恩知らずな従兄だ。

先に紗雪を紹介したのは自分なのに。

その結果、自分の親友に触れるどころか、距離を置かれる羽目になるなんて。

――自分って、史上もっとも哀れな女じゃない?

親友とくっつけたいだけなのに、その機会すら奪われてるなんて。

そもそも最初に紗雪を従兄に紹介しちゃったのが失敗だったかも。

ここまで考えて、清那は早くも後悔し始める。

でも今さら変えようとしても、もう遅い。

そんなことを思いながら、しょんぼりと紗雪と京弥のそばに立つ。

変わりようがない。

二人はもうこんなに親しげなんだから、どうしようもない。

紗雪はそんな清那の様子に気づき、少し不思議そうな顔をする。

けれど、普段から変な子だし、と深く考えるのをやめた。

今日は単に機嫌が悪いだけかもしれない。

「彼女、どうしたんだろう......何かあったかな」

紗雪が京弥に尋ねる。

京弥は首を振る。

「さあ。変なのはいつものことだろ」

その言葉に、紗雪はまったく否定せず、むしろ納得したようにうなずく。

「確かにね。今に始まったことじゃないし」

その一部始終を、清那はしっかり目撃してしまった。

まさか、二人の中で自分の認識ってこんな感じなの?

本当にこの二人......やっぱり似た者同士だ。

ショックのあまり口を開きかけたけど、京弥の鋭い視線が飛んできて、反論を飲み込む。

――いいや、もういい。

二人が仲良ければそれでいい。

誤解されたって構わない。

従兄に変な疑いをかけられないだけマシ。

清那はこっそり紗雪のそばに寄り、小声で囁く。

「ねえ、おばさんのところ行かなくていいの?」

紗雪は小さく首を振る。

「母さんは忙しいの。落ち着いたら私を呼ぶと思うから、邪魔しない方がいいわ。

それにもう子供じゃないし、むやみに近づくのは礼を欠くでしょ」

清那にはその気持ちが理解できなかった。

母娘なんだから、遠慮する必要なんてないのに。

どうしてこんな風に壁を作るんだろう。

けれど、自分は松尾
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