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第994話

Author: レイシ大好き
彼らは正しい相手についてきた。

悩む理由なんてどこにもない。

方向さえ合っていれば、社長が稼がせてくれる。

なら、むしろ喜ぶべきじゃないか。

それに、初芽は普段から彼らに対して悪い態度を取ったことはない。

特に石橋に関しては、実力さえあれば必ず評価してきた。

この点について疑った者は誰もいない。

だからみんな彼女についていく気でいる。

オフィスで何をしていようと、それをあれこれ言うつもりもない。

あれはボス自身の問題であって、自分たちには関係のないことだ。

給料をきちんと払ってくれるなら、それだけでいい上司。

それこそ、彼女についていく価値がある。

今回も、海外について来たい人がいればちゃんと面倒を見ると言っていた。

結局信用できるのは古参の社員たちだからだ。

とはいえ、石橋をここに残したのも、捨てたわけじゃない。

ただ、彼の能力が高いからこそ、国内で管理を任せようと考えた。

言ってしまえば、このスタジオを丸ごと彼に引き渡すようなものだ。

彼にとっては、より大きな挑戦でもある。

その点に異論を挟む者はいない。

彼の実力は誰が見ても明らかだし、これは
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