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第128話

Penulis: 魚ちゃん
朝起きると、広大なベッドに寝ているのは自分一人だった。隣に誰かが寝た形跡もない。

明里は少し意外に思った。潤は昨夜、わきまえて距離を保ってくれたようだ。

だが階下に降りて、予想外の光景に足を止めた。

リビングのソファに潤が座っている。そしてその向かいには陽菜が座り、目を赤く腫らしていた。

泣いた後なのは明白だ。

これは……

二人は朝から愛を語らっているのか、それとも昨夜の喧嘩の仲直りか?

潤は相変わらず無表情で冷淡に見える。

明里はふと思った。以前、自分が潤を好きだったのは、本当に目が曇っていたからだ。

こんな冷血漢のどこが好きだったのか。

夫婦として生きていくには、寒さや暖かさを共有できる、心のある相手が必要だ。

潤のような傲慢で尊大な男に、優しさや思いやりを期待するなんて、砂漠で水を求めるようなものだ。

もしかしたら、陽菜に対してだけは少し優しいのかもしれない。

でも明里は、大したことないだろうと冷ややかに思った。

もう羨ましくさえない。

そう割り切って階段を降り、二人には目もくれず、そのまま玄関へ向かった。

「どこへ行く?」潤の声が背中に飛んできた
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