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第1630話

Autor: リンフェイ
以前まだ莉奈が妊娠していなかった頃、佐々木家が陽を気にするのが莉奈は面白くなかった。そして妊娠した今、もっとそれが気に食わないのだ。

莉奈の話題になって、俊介は居ても立っても居られなくなった。

そしてすぐに立ち上がって去っていった。

元夫が帰ってから、唯月は玄関の鍵をかけた。心には少し爽快感があった。

元夫が再婚してからというもの、日々穏やかに過ごせていないのが面白かった。

彼とは違い、唯月と陽の親子の日々はどんどん良い方向に向かっている。これが元夫に対する復讐にもなる。

そして静かに夜が過ぎていった。

太陽が東から昇り、また新しい一日がスタートした。

それからは毎日、唯花も唯月もとても忙しく過ごしていた。

隼翔は相変わらず毎日まんぷく亭に朝食を食べに行った。唯月は一度も受け取らなかったが、彼は毎日花束や様々な贈り物をしていた。

そして唯月が忙しいこともあり、陽を九月に幼稚園へ途中入園させることに決めた。理仁は陽のために九月から星城セントラル幼稚園に入園できるよう手続きをし、そこに通わせる準備を進めていた。

だんだんと暑くなってきて、あっという間に六月になった。

星城は六月になるとかなり気温が高くなる。

ハネムーンに行っていた悟と明凛の二人は六月に入ると急いで帰ってきた。

悟は新妻との時間を多く確保するために、理仁に頼んで二か月もの休みをもらっていた。

ハネムーンへ行く時に、夫婦は二か月遊んでから帰ってくるつもりだったが、結局一カ月ほどして急いで帰ってきた。

二人が早く帰ってくることを知ると、唯花は何かあったのだろうと思った。その知らせを受けた時にはちょうど姫華と一緒に田舎から帰って来たばかりで、二人一緒に九条家へ向かった。

九条家に到着すると、明凛がベッドに横になっていると聞いて二人は驚いてしまった。明凛に何かあったのかと思ったのだ。

「おば様、上に明凛の様子を見に行ってきます」

唯花は相当焦っていて、一体親友の身に何か起きたのか知りたかった。そして小百合に遠慮することなくすぐに椅子から立ち上がり、そう言った。

小百合は笑って言った。「わかったわ。案内させるわね」

この時、悟もまだ二階にいた。

すると小百合は使用人に唯花と姫華を二階へ案内するよう伝えた。

姫華は唯花の手を握り締めて、優しく言った。「唯花、そんなに緊張し
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