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第1982話

作者: リンフェイ
奏汰が何を叫んでいたかというと「玲さーん、俺は本気ですよ。真面目にあなたのことが好きなんです。あなたにどんな態度を取られても、俺は永遠に好きで、追いかけ続けますからね」だ。

白山グループのオフィスビルは最上階から地面までかなりの距離がある。奏汰がいくら大きな声で叫んだとしても、その高さでは最上階までは聞こえてこないはずだ。

それなのに、玲には聞こえた。

彼女だけでなく、管理職たちにも聞こえていて、みんな窓の外を眺め、また玲のほうへ視線を向けた。

この時の玲の顔といったら、完全に不愉快マックスだった。

彼女は一旦会議を中断し、立ち上がり窓の前まで行った。

距離は遠く、彼女にははっきりとは見えなかったが、よく耳を澄ましてみると、奏汰がメガホンを使って叫んでいるのが聞こえた。

それを使うことによって、彼女の耳まで聞こえてきたのだ。それに、付近の人たちにも彼が大声で叫んでいるのが丸聞こえだ。

玲は低い声で悪態をついた。

彼女はすぐに携帯を取り出して、奏汰が騒音被害を出していると、警察に通報しようと思ったが、少し考えてやはり警察に電話をするのはやめておいた。

そして元の位置に
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