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第816話

Author: おやき
司からあそこまで容赦なく拒絶されれば、さすがの柚月もその気は失せるだろうと清華は思っていたが、どうやらこの女の執念を甘く見すぎていたようだ。

翌朝、司が二人の子供を学校へ送りに出かけた後のことだった。

清華が一人で朝食をとっていると、柚月が彼女の前に歩み寄り、突然その場に土下座をしたのだ。

「綾瀬さん、どうかお願い……私を如月さんの女にして!これがどれほど恥知らずな要求か分かってるわ。でも、私にはもう行く宛がないのよ!」

柚月はそう言って泣き崩れた。

もし第三者がこの光景を見れば、間違いなく「雇い主が家政婦をいじめている」と勘違いするだろう。幸いにもその場には家政婦の野原さんがおり、柚月の言葉と土下座の一部始終を目撃して、驚きのあまりその場に立ち尽くしていた。

しばらくして、野原さんはようやく絞り出すように言った。「瀬戸さん、自分が恥知らずだと分かっていながらそんなことを口にするなんて……奥様をコケにするのもいい加減にしなさいよ!」

自分を旦那の愛人にしてくれと妻に頼み込むなど、正気の人間が口にすることではない。

「私は弟を救うためなら、命だって投げ出せる!ましてや自分
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Comments (3)
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anuenue
司の心臓かぁ 兄弟だもんね 適合するかもじゃん でもそれでも 前回もお金の工面どうしたんだろ〜って考えると 翔の他臓器売ったお金!?とかも思えちゃうね 最低だな この親子
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中村 由美
こいつ司の心臓を狙ってる?
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リコリス
柚月キモいんだよ。司はお前じゃ勃たないんだよ。 如月司を馬鹿にしすぎ。司の事もっとちゃんと調べていたら、彼がどれだけの女のプライドをへし折ってきたか分かるはず。中には柚月よりもハイレベルの女がいたと思うし、そうじゃなきゃ歴代の女狐たちが浮かばれないよ。こんな三下女が愛人になれたらさ。顔見てから出直せって感じ。
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