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第829話

مؤلف: おやき
「でも、もったいないよ」

「ケーキを作るのは今日が初めてだろう?」

「うん」

「なら、初めてにしてはすごく上手にできてるよ。次はもっと上手くできるさ」

褒められた悠は機嫌を良くし、さらに張り切って生地を混ぜ始めた。

「大きなケーキを作って、ママのお誕生日をお祝いするの!あと、大きなピースを一つ、パパに残しておいてあげるんだ!」

「ありがとう」文雄は嬉しそうに答えた。

「私が言ってるのは、本当パパのことだよ。あなたのことじゃないもん」

それを聞いて、二階でこっそり聞いていた寧々はドキッとした。文雄が悠に怒鳴るのではないかとハラハラした。

しかし文雄は怒るどころか、非常に真剣なトーンで悠に問いかけた。「……どうしてあいつのことが好きなんだ?」

悠は一瞬の迷いもなく答えた。「だって、パパは私にすごく優しいもん」

「俺だって悠に優しくしてるのに、悠は俺を嫌いじゃないか」

「でも、パパの方がもっともっと優しいもん」

「じゃあ、もし俺があいつよりもっと悠に優しくしたら、悠は俺をパパって呼んでくれるか?」

「ダメ」

「どうして?」

「私にはもうパパがいるもん。もし私が
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