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第432話

Auteur: 小粒キャンディ
柊馬は手で一花の頭を支えながら、とても穏やかな声で言った。「伊集院柊馬です」

「あっ!伊集院社長、わ、私、お邪魔してしまいましたか!?」

呼吸音、起床していない二人が……一緒にいる状態!

夏海はすぐに状況を理解し、頭の中に今どんな状況の様子も浮かんできた。

あらゆる方面も釣り合う柊馬と一花の顔とスタイルが、朝の朦朧とした太陽の光の中で絡み合っている……

これは、自分が電話で聞いていいものなのか!?

夏海は、すぐにでも電話を切りたかった。

「いや、ただ、一花がまだ起きていないんです」

柊馬の声は、さらに低く柔らかくなる。あまりに優しすぎて、夏海でさえ聞きながら顔を赤らめ、胸を高鳴らせた。

「できれば、今日、彼女の代わりに休暇の連絡を入れてもらえませんか。彼女に休暇を取らせてください」

「は、はい!大丈夫です!」

柊馬の言葉が終わらぬうちに、夏海がすでに答えた。

言い終わると、一言付け加えるのも忘れない。「一花さんは結構前から休暇を取っておいたんです。私が昨日、勘違いしました。どうぞ、ゆっくりお休みください。伊集院社長、一日も早いご回復を。そして、早く可愛いお子さん
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