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第0802話

Penulis: 十一
「さあ、大きな雪玉を転がそう」

そう言いながら、陽一はすでに袖をまくり上げ、やる気満々だ。

「先生、雪玉転がしはやめて、雪だるまを作りましょう!いいですか?」

陽一は一瞬たじろいだ。

「何でもできるって、言ってたじゃないですか?雪だるまがいいです、これよりも大きな雪だるまを作ろう……」凛は男の表情を見る余裕もなく、そう言いながら雪をかき集め、さっきの子供たちの手順を思い出しながら作業を始める。

しばらく陽一の声が聞こえなかったから、凛は手を止めて彼の方を見上げる。

「先生?」

「……雪、だるまか?」

「うんうん!」凛の目はきらきらと輝いている。

「……わかった」陽一はしゃがみ込む。

想定していた展開とは違うが、やってみないこともない。

そして、その結果は……

凛の目の前には、ぐにゃぐにゃとした雪の塊が二つ、無理やり組み合わさってはいるものの、丸くも四角くもない。しかも上は大きく下は小さい!

鼻も目もないのはもちろん、全体の形すらない。

何なのか、さっぱりわからない。

強いて言うなら……雪の塊二つ、といったところか。

凛は陽一を見つめ、顔は……とても複雑だ
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