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第0869話

Auteur: 十一
担任は3秒間呆然とする。

陽一がもう一度同じ質問を繰り返すと、彼女は遅れて気づき、口を開く。「あ、雨宮凛さんですか……彼女は昨日休みを取っていました」

「どのくらい?何をするか言っていたか?」

「用事があると言われただけで、具体的な内容は言われていませんでした。雨宮さんに何の用事があるのかなと思ってましたよ?大体実験室にこもるか、論文を書くかで、専門科目はすべてきちんと履修していますし、以前にも何度か休みを取ったことがあるので、今回も詳しくは聞きませんでした……」

「何があったんですか?」と担任は慎重に探りを入れた。

陽一は一瞬言葉を失う。

「他に何か異常な状況はないか?例えば内藤一に何かあったとか?」

担任は言う。「内藤一って、大学院3年生の内藤くんですか?」

「そうだ」

「私は彼の担任ではないので、詳しい状況はわかりませんが、必要であれば調べてみます」

「……ありがとう、頼む」

「いえいえ、とんでもないです」

5分後、担任からの折り返し電話がくる――

「庄司先生、内藤くんには確かに異常な状況があります」

「どうした?」

「学期が始まってから、ずっと登校
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