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第264話

Author: 十一
そのまま晴香を起こして質問した。

晴香はほとんど聞いていなかったせいで、先生の質問にも当然答えられなかった。

他にも授業を受けに来た学生たちは思わず彼女を何度も見やり、明らかに嘲笑うような反応だった。

晴香は目に見えるほどにイライラし始めた。

彼女は確かにブランドの服やバッグが大好きだったが、それは所有することによる快感だけだった。どう組み合わせてより美しく見せるかには興味がなかった。だから先生が話す色の組み合わせや、ブルベだのイエベだのは全く頭に入らなかった。

ようやく授業が終わり、彼女は誰よりも早く教室を出た。

外はショッピングモールで、以前反抗的に海斗のサブカードを使いまくったことがあったが、彼は何の反応も示さず、おそらくお金を使われたことすら気づいていなかっただろう。

ちょうど今、晴香は買い物でイライラを解消したくて、思い切って高級ブランド店に入り、大量に買い漁った。

海斗はその時、定例会議中で、消費メッセージの通知が絶え間なく届き、振動音がほとんど途切れることがなかった。

彼は一目見ただけで、無表情のまま電源を切った。

美琴は授業終了時刻を狙って、晴香を迎
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