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第123話

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月子は一樹を見ると、眉をひそめた。

一樹と静真はいつも一緒にいる仲だ。

静真は霞に惚れていて、鳴は彼女の弟だ。

一樹はきっと鳴の味方をするだろう。

陽介の顔色も変わり、相手の身元を洵に告げ、心の準備をするように言った。

洵は気に留めず、鼻で笑った。

彼は自分がやったことを認め、少しも恐れていない。

それよりも静真は……

一体月子とどうなってしまったんだ。

考えてもわからなかったので、洵は月子を睨みつけ、自然と拳を握りしめた。

もし静真に殴りかかったらどうなるか、そればかり考えていた。

きっと大変なことになる。

そう考えると、洵はさらに拳に力を込めた。

早く強くなってやる。

そうすれば自信を持って、月子の顔を叩いて、目を覚まさせてやれる。

鳴は一樹の姿を見ると、ほっと息をついた。

そして、すぐにその場でチクり始めた。

自分がお酒を飲んでいたところ、洵に絡まれたから反撃したと言い、さらに姉の霞の名前を出して、一樹に味方になってもらおうとした。

「月子、一樹さんが来たからってビビッてるんだろ?お前になんか言われたからって、俺は痛くも痒くもないさ」

一樹は
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