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第41話

Author: おミカン
裕也の隆起した喉仏から視線を下げれば、シャツのボタンがいくつも外されているのが目に入った。はだけた胸元からは鍛え上げられた筋肉のラインが覗き、その男らしい肉体美が嫌でも想像を掻き立てる。

絵里に経験はない。だが、知識がないわけではない……

この状況、あと一歩で……

信じられない。

普段はあんなに反発し合っているのに、先ほどまでの二人は、まるで離れがたい恋人同士のように求め合っていた。

もしかして……

裕也は、私が思うほど私のことを嫌っていないのだろうか?

絵里の思考が千々に乱れていると、裕也のかすれた低い声がそれを遮った。

「どうした?怖気づいたか?」

絵里はやはり負けん気が強い。眉をひそめて言い返す。

「誰が怖いなんて言ったのよ。そんなことないわ」

「なら、続きだ……」

裕也は頭を下げ、再び唇を寄せようとする。

だが今の絵里は、先ほどよりも幾分冷静さを取り戻していた。さっきの感覚があまりにも強烈で恐ろしくなり、とっさに顔を背けて避けてしまう。

裕也の瞳の色がわずかに暗くなる。彼はじっと彼女を見つめた。

「?」

絵里の手の中で鳴り続けていたスマホは、いつ
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Comments (2)
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貴代惠
裕也さん勘違いも甚だしい、その深い洞察力で心を読みましょう
goodnovel comment avatar
裕子
はードロドロ大好物です
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