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第65話

Penulis: おミカン
「婚約破棄だと?はん、好きに言わせておけばいい。両親が今に帰ってくる。その時、本当に破棄できる度胸があるか見ものだな」

絵里がどれほど自分を愛しているか、誰よりも知っているのは彼だ。

何しろ、五年だぞ!

彼の機嫌を取るために、料理などしたこともない令嬢だった絵里が、甲斐甲斐しく手料理やスープ作りを覚えたのだ。

毎日の授業で早起きしなければならないのに、睡眠時間を削ってまで、彼の会議の時間に合わせて一時間も早く起き、モーニングコールを欠かさなかった。

絵里は彼を愛している。婚約破棄など、単なる癇癪か、彼の気を引くための脅しに過ぎない。

いざ本当に破棄する段になれば、未練たらたらで泣きつき、許しを乞うに決まっている。

……

先程の会議室で、絵里は会話を録音していた。

これで動かぬ証拠が揃った。

彼女はデータを弁護士に送信し、会社を去る準備を進める。

エレベーターを待っていると、オリオン社の社長である洋と出くわした。彼は絵里を見るや否や、揉み手でもしそうなほど恭しく、媚びへつらうような態度で彼女を社長室へと招いた。

「脚本の件は承知しております。必ずや適切に処理し、ご
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jun ichi
良い方向に行くといいですね 早く幸せになって欲しいんだけどなぁ 裕也さんも大好きなのに可愛そうだよ(泣)
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