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第6話

作者: 祐希
裴知昼は私の寝台の傍らに腰を下ろした。私は苦労して胡桃の殻を剥いていた。それを見た裴知昼は、私の手からそれを取り上げ、代わりに剥いてくれた。

「食べろ」

彼はついでに、持参した菓子を私の前へ押しやった。

「全部君のものだ」

幼い頃、私と裴知昼が喧嘩をしたとき、彼はいつもこうして食べ物で私の機嫌を取ろうとしたものだ。

宮中は山海の珍味に溢れているが、皇子や公主の健康を守るため、日々の食事量は厳格に定められていた。

裴知昼は私の食い意地が張っていることをよく知っていた。

だが今は違う。美味しいものは自分で買える。この胡桃だって、秦琅が故郷の徐州から持ってきてくれた特産品だ。

私は首を振って言った。「甘いものは好きじゃなくなったの」

「好きじゃない?じゃあ……」

「裴知昼、私は芝居をしているんじゃないわ。秦琅を側夫として迎えたのは、本気よ」

裴知昼は声を上げて笑った。

「小石榴、君のことは分かっている。昔からおてんばで、突拍子もないことをするのが好きだった。だが、世の女子が側夫を迎えるなんて聞いたことがない」

「なら、今、前例ができたわ」私は有無を言わせぬ口調で返し
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