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第 393 話

작가: 柏璇
明菜は去っていった。

去る前も、まるでいつも通りの様子で、少しの後ろめたさも見せなかった。

けれど彩乃にはわかっていた。

明菜がやましいことを抱えている時ほど、その笑みは柔らかく、優しくなるのだ。

――明菜はもう真理と手を組んでいるのだろうか?

もしそうなら、蒼司とも?

たぶん、そうなのだろう。

そのころ、璃音の父親が経営する個人病院に、数人の専門医たちが集まり、子どもたちの体内にある毒素の検査が始まった。

二十分も経たないうちに、結果が出た。

「これは、野生の森林に生息するある種のカエルの皮膚に含まれる毒です。体内に入るとすぐに血液に溶け、ひどい場合は失明や聴覚障害を引き起こします。自分の身
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