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第 548 話

Auteur: 柏璇
せっかくの夕食も、由紀子の一言で空気が一気に冷え込んだ。

席についていた栄吉の顔からは、すでに笑みが消えている。

亮介はまっすぐ母を見つめた。「俺は別に板挟みになんてなってないし、なったつもりもない。筋が通っているほうの話を聞くだけだ。年長者だからって、何でも許されると思わないでほしい。先に彼女を追い込んだのはお母さんだ。お母さんが元気で生きているのに、俺の婚約には顔も出さなかった。最初から彼女のことなんて考えてなかっただろ。なのに、どうして彼女にお母さんを気遣えって言えるんだ?」

彼は立ち上がった。「お母さん、長く生きてることは、わがままを通す理由にもならないし、俺の将来の妻をいじめていい根
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