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第451話

Author: 春さがそう
まるで紗季が、何か人に見せられないようなことでもしたかのように。

紗季は深く息を吸い込んだ。突然恵子に会って、こんなことを言われるとは思わなかった。

彼女は強気の眼差しで言った。

「私と隼人の間には、やましいことなんて何もありません。何の出来事も起きていませんわ。勝手に侮辱するのはやめていただけますか?」

「侮辱ですって?」

恵子は、まるで冗談でも聞いたかのように手を振り、その瞳には軽蔑が満ちていた。

「いいですわ。これ以上、くだらない話をしている暇はありません!あなた、さっさとここから出て行ってください!息子と二人で話がありますから」

彰は眉をひそめ、歩み寄って小声で言った。

「母さん……」

「分かってますよ。あなたは、私が彼女に偏見を持っていて、二人の仲を応援していないと思っているのでしょう。でもね、これだって、母親としてあなたのためを思って言っているのですよ。

あなたと話があります。彼女に、今すぐ出て行くように言ってください!」

恵子は彰の言葉を遮り、悪意を込めて言った。その瞳には固い意志が宿っており、彰がすぐにここを離れなければ、絶対に引き下がらないという
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