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第 378 話

Auteur: 江上開花
「ママ」碧唯が浴室から彼女を呼んだ。亜夕美は急いで顔をこすり、早足で向かった。

「どうしたの、碧唯ちゃん?」

碧唯は小さな手を開き、泣きそうな顔で言った。「歯が抜けちゃった」

亜夕美は驚き、近づいて見ると、確かに下の歯が一本抜けていた。

歯磨き粉の泡には血が付いており、碧唯は呆然とした顔で亜夕美を見つめ、おぼつかない口調で尋ねた。「ママ、私、病気になっちゃったの?」

亜夕美は一瞬戸惑い、笑い出した。「まさか。碧唯ちゃんは今、歯が生え変わる時期なのよ」

「そうか!」碧唯は胸を叩いた。「危ない危ない、死んじゃう病気かと思った」

亜夕美は碧唯の小さな頭を撫で、その歯を大切にしまった。

碧唯が寝入った
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Commentaires (1)
goodnovel comment avatar
sayu
将臣の転落ぶりを期待してます。亜由美を苦しめた者達への天誅と、静樹と亜由美の幸せに向かう様子を楽しみにしています!
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