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第178話

Author: かおる
勇は歯を食いしばり、今すぐ配信を切ろうとした。

だが、怒りのせいか、それとも星の実力に圧倒されたのか、指先が震えてボタンを押せない。

何度も深呼吸を繰り返し、ようやく少し落ち着きを取り戻すと、激しく閉じるボタンを押した。

ところが、その瞬間にスマホが再びフリーズした。

画面にはコメントや弾幕、ギフトのエフェクトが次々と溢れ、美女の演奏をひと目見ようとする視聴者が雪崩のように押し寄せてくる。

勇のスマホどころか、配信サーバーすら悲鳴を上げていた。

「ちっくしょう!

切れ!

切れって言ってんだよ!」

半狂乱で連打し、ようやく配信を終了させた。

清子の演奏のとき、観客はすぐに正気に戻り、盛大な拍手を送った。

だが星の演奏が終わったあと、会場は一分近くも水を打ったように静まり返った。

――ぱちん。

客席のどこからか、不意に拍手が起こった。

それを皮切りに、雷鳴のごとき大きな拍手が場内を揺るがした。

もし身分や体面に縛られていなければ、観客たちは歓声を上げ、口笛を鳴らしていただろう。

それほどまでに、この演奏は圧巻だった。

耳に響く音色の美しさは言うまでもなく、
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ひとみ
きゃー!!彩花かっこいーーーー!!!
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