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第842話

Penulis: かおる
優芽利は、その条件を聞いても眉一つ動かさなかった。

「いいですよ」

清子のような小物を釈放するなど、司馬家にとっては造作もない。

清子はようやく満足した。

「聞きたいことを言ってください」

……

三十分後、優芽利は満足げに拘置所を後にした。

去り際、清子に言った。

「明後日、うちの者にあなたを出す手配をさせます」

清子は笑みを浮かべた。

「ありがとうございます、優芽利さん。

何か聞きたいことがあれば、いつでも来てください」

優芽利が出ていくと、清子はその背中を見つめ、不気味な薄笑いを浮かべた。

彼女は当時の細かいことは覚えていないと言った。

――なら、好都合だ。

たとえ優芽利が本当に仁志の探している探し人だったとしても、自分次第でそうではないように見せることだってできる。

仁志が優芽利を疑いさえすれば、自分はまた仁志の信頼を取り戻せる――

ただし、嘘をつくにも技術がいる。

安易に優芽利に矛盾を見抜かれてはならない。

拘置所を出たところで、明日香が優芽利に言った。

「優芽利、清子の言うことを全部信じちゃだめよ」

優芽利は頷いた。

「大丈夫。

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Komen (6)
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ひとみ
司馬兄がでてくるのか…明日香と優芽利もおるし… まだまだ星ちゃんに平穏は訪れない…
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こころん
なんか明日香とゆめり最悪だね! 何がしたいのかさっぱり仁志を暴きたいとそれはまた自ら破滅に向かう事でしょ 好奇心は破滅を呼ぶと知らないお嬢様 これからが楽しみだね 雲井家も最低だし いつになったら星の幸せごくるのかなぁ
goodnovel comment avatar
pockykon
仁志の気持ちが読めない・・優芽莉の魂胆に気づいたのか、信じたのか・・ まあ、ヴィオリンの音を聞けばすぐわかると思うけど・・ でも恩人とイヤリングの事に関しては、清子だと思ってた時もあるくらい?だから、わかんないなあ・・。 早く見つけたいって思ってるだろうし、星はイヤリングの事忘れてるし・・ どうなるのかな? またまた明日が楽しみー♪
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