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第 1348 話

Penulis: 水原信
「星月は本当に偉いね。ちゃんと分け合うことのできる優しい子だわ」

海咲は、息子の良いところをすぐに認めて、言葉にして伝えた。

親として彼女が望むのは、ただ一つ――息子と娘が仲良く助け合いながら育ってくれること。

親以外で、二人にとって一番近しい存在はお互いだけなのだから。

州平は娘を抱いたまま、リビングを二周ほど歩き回ったあと、宝華を揺りかごへ戻し、佐藤に預けた。

夕食はすでに準備が整っており、三人は揃ってダイニングへ向かった。笑い声が絶えない、賑やかで温かな食卓だった。

食後、星月はアニメを見るためにテレビの前へ。海咲は手持ち無沙汰にスマートフォンを手に取った。

そして、そこに届いていたメッ
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