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第 1439 話

Author: 水原信
海咲は心の中で小さく息をついた。

やっぱり、孫への愛情は格別なのだ。

子どもたちの話になると、さっきまで迷っていたファラオが何の躊躇もなく即座に頷いたのを見て、そう確信した。

前回来たときのことを思い出す。

その時、彼がベッドの枕の下に何かの紙を隠しているのを、確かに彼女は目撃していた。あれはきっと、検査結果の用紙だったに違いない。

今回はチャンスだ。

ファラオが宝華のことを話していて、州平もその話に夢中になっている。

海咲はさりげなく足取りを緩め、ファラオの背後に回った。そして、枕の下にそっと手を差し込んだ。

――だが、何もなかった。

空っぽだった。

どうやら、あの紙はすでに処分されたようだ
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