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第462話

作者: 墨香
湊は、ちょうど海外企業とのオンライン会議を終えたところだった。

眉間を揉み、いつものようにスマホを手に取る。指先は、明乃の番号の上で止まっていた。

ほとんど同時に、スマホの画面が突然切り替わる。

一通のLINEが表示された。

差出人は明乃。内容はたった一行、住所だけだった。だが、その後ろには、目を疑うような言葉が添えられていた。

【中佳化成工場の倉庫!助けて!】

湊の瞳孔が一気に縮んだ。

血が一瞬で凍りつき、次の瞬間、頭のてっぺんまで一気に逆流したようだった。

湊は勢いよく立ち上がった。椅子の脚が床をこすり、耳障りな音を立てる。

電話をかける。

話し中だった。

再びかける。

やはり話し中だった。

湊の顔は、険しく沈んだ。彼はすぐさま椅子の背にかけていたスーツの上着をつかんで、羽織ることすらせず、そのまま外へ駆け出した。

「社長?」ドアの外にいたアシスタントは、湊の全身から漂う殺気に息をのんだ。

「今すぐ警察に連絡しろ!」

湊の声は冷たく、切迫していた。「中佳化成工場の倉庫へ、すぐ人を向かわせろ!急げ!」

「はい!」

……

そしてその時。

中佳化成
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コメント (1)
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ウエダチエ
明乃頑張ってできるだけ時間を稼いで、湊も警察も駆けつけるから
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