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第2章:壊れた評決2

Autor: Déesse
last update Fecha de publicación: 2026-07-23 05:30:43

その時、俺は彼を見る。

あの男だ。

判事席の二列目、同僚の後ろにかろうじて見える位置、半ば影の中。四十代の男が、血も凍るような、一瞬心臓を止めるような、全身の産毛を逆立たせるような強烈さで光景を観察している。背が高く、黒い法服の下に広い肩、こめかみに白髪の混じった黒い髪、力強い顎、薄いが信じられないほど官能的な唇。彼の顔は彫刻刀で刻まれたようで、硬い顔立ち、冷たく、ほとんど不気味な美しさ。しかし俺が最初に気づくのは彼の目だ。

灰色の、ほとんど金属的な目。俺にまっすぐに固定されている。

いや、俺ではない。俺の口に。

俺は彼の視線を火傷のように感じる。触れずに肌を舐める炎のように。彼は俺の唇を、泣くまいと噛みしめる様を、尊厳を保とうと結ぶ様を、不安で喉が乾き神経質に湿らせる様を観察している。彼はあらゆる微細な動きを、俺を麻痺させ、その場に釘付けにし、彼の前で裸にされ、晒され、無防備にされたような感覚にさせる注意力で追う。あれは誰だ? なぜあんな風に俺を見る? なぜあんな飢えた目で俺の口を見つめる?

裁判長が決定を告げる。父は未決勾留される。即時に。

混乱が続く。母は崩れ落ち、身体がベンチを滑り、俺は彼女を支えなければならない。イザベルは叫ぶ。ざわめきを突き刺す、鋭く、引き裂くような叫び。憲兵たちが父に近づき、手錠をかける。金属がカチリと鳴る音は、俺が今まで聞いた中で最も恐ろしい音だ。父はなされるがままになる。尊厳を保って。しかし俺には彼の肩がわずかに落ち、頭が傾き、抵抗が消えていくのが見える。

パパ。

彼のところへ走り寄りたい。ベンチを飛び越え、法廷を横切り、腕に抱き、守りたい。しかし廷吏が行く手を阻む。肉と制服の壁。父は最後にもう一度振り返り、母を目で探し、俺を見る。そして彼の唇は静かに、一音節一音節が胸を引き裂くような遅さで言葉を紡ぐ。

— みんなを頼む。

それから父は横のドアから消える。廊下の闇に飲み込まれ、独房へ、未知へ、不正義へと連れ去られる。

俺はそこに立ち尽くす。途方に暮れて。群衆は俺の周りを無関心に流れ去る。早く終わらせて、自分の用事に戻ろうと急いでいる。記者たちは退屈そうに記事をメモする。野次馬たちは出口に向かいながら低声で批評し合う。そして俺は、動くことも、考えることも、呼吸することもできず、凍りついている。

その時、再びあの視線を感じる。

彼はまだいる。灰色の目の判事。立ち上がり、黒い法服がその高身長、力、権威を際立たせている。彼は空になりつつある法廷を見下ろし、永遠の判事の彫像のように、動かない。彼はもう俺の口を見てはいない。今はまっすぐに俺の目を見ている。そして彼の唇は、微笑みとも言える何かをかすかに描く。ごく小さな、ほとんど知覚できない微笑み。唇の端の微かな震え。しかしそれは俺に何かを約束している。

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