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4. 「異世界ほのぼの日記2」138

Author: 佐行 院
last update publish date: 2025-08-18 10:47:48

-138 試練の後はまた試練-

 先程から滝の様に溢れ出て来る伝票の注文を2人で手分けして何とか捌いていくイャンダとデルア、しかしその勢いはとどまる事を知らない。それもそうだ、この大忙しのタイミングで大食いである女子高生2人が馬鹿食いしているから当然の結果といえよう。

 明朝の時点での在庫について全く考える余裕も無く、2人はずっと包丁を握り中華鍋を振りまくっていた。ただデルアは知らぬ間に制服に着替えていたのだが。

 勿論追加の白飯も間で用意する、ただ決して余裕を持って行えているとは言えない。多分外では空っぽの炊飯器がズラッと並んでいるに違いないので、合間を縫ってバイトに取りに行く様に頼んでいた。

 厨房で数台もの炊飯器が同時にフル稼働している様子は中々見ない光景だ、ただその光景を見る余裕など全く持って無い。

 その2人に新たな試練がやって来る、何処からどう見ても他の客からの注文とは言えない伝票を見て副店長は愕然としていた。

デルア「屋外テーブルに五目炒飯⑩、焼豚炒飯⑤、キムチ炒飯⑤だって?!どんだけ飯食うんだよ。」

バイト①「副店長、炊飯器2台持って行きます。」

デルア「まさか、おか
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    -430 そっちかい!!- 子供との約束を破る訳にはいかない、そう思いながら持参してきた鉄板にバターを敷いて火入れする上級鳥獣人(バルタン)は妻(シルヴァー・エルフ)が持って来た水の位置を確認しながら卵を割入れた。先程初めて見た時もそうだったがやはりその大きさに驚きを隠せない、この目玉焼きだけでパーティーが出来そうだ。子供「大きいね、この何の卵?」 何処からどう見ても鶏卵に見えない大きさ、近所の子供がこう聞いてもおかしくは無い。ナイリ(当時)「一応ウチで採れた卵なんだけど・・・、レイヤーだからね?」 「子供に「レイヤー」と言った専門用語を言ったって分かる訳が無いじゃ無いか」と隣にいたペンネが引き気味になってしまっている中、鉄板に乗った卵の白身が段々色づいて来た。 ただ現時点で聞くべき事かどうか分からないが、さっきから気になってたんだけど皆醤油はいらないの?ナイリ(当時)「創造主の癖に何も知らねぇの?馬鹿だな、本当に新鮮な卵は何も付けなくても濃厚なその味だけで楽しめる位に美味いんだよ。」ペンネ(当時)「ナイリ、いくら何でも失礼だって!!」 そうだぞ、(自分で言うべき事では無いが)一応俺偉いんだぞ?ナイリ(当時)「悪かったよ、ただ創造主さんは目玉焼きに醤油を必ず付けるってのか?」 いつもそうだよ、目玉焼きはご飯に載せて醤油をタラリだけど?ナイリ(当時)「何でだよ、何も付けなくてもコクのある黄身の味だけで楽しめるだろ?!」 そっすか・・・、ナイリさんって本当に卵が大好きなんですね・・・。一先ず話を進めても良いでしょうか、先程から結構な分数が経ったような気がするんで・・・。子供「ねぇ・・・、いつ水を入れるの?焦げ付いちゃうよ?」 本人の見た目からはまだ小学校に入って間もない様に思われるがもう既に調理実習で目玉焼きの作り方を習ったと言うのだろうか、この世の中「人は見た目に寄らない」って言うもんな・・・(この子供が人間だとは限らないが)。ペンネ(当時)「そうだね、早く蒸し焼きにしなきゃ。」 急いで水を加えて蒸し焼きにしていくペンネ、ただこの調子だとこれからの新婚生活が心配である(おいおい、大丈夫かよ)。そんな中、そう言えばさっきから黙りこくってるものが約1名いなかったか(別に忘れてた訳じゃ無いよ)?ソン(当時)「まさか卵を焼いただけでこんな

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