เข้าสู่ระบบ北山銀次(通称ジンギ)は現代のねずみ小僧になりたかった。悪どく稼ぐ悪党どもに正義の鉄槌をと、悪党を騙す詐欺師になり、その命がけのスリルを楽しんでもいた。しかし、大物を騙すような詐欺師をやる上では組織活動が必要なためヤクザ連中に手を借りることに、そういうなかで自分は正義の極道になることを夢見たりもしたが、なってみて分かったことは極道に正義なんてなかったという当然の現実だった。 自分がここにいるのは違うと気づいたジンギは組抜け。 さて、次は何をするか、と行き当たりばったりの人生を送っていた。 そんな中、最近変な夢を見るようになった。夢の中で語りかける天使の声に従い雀荘の扉を開くと? 異次元麻雀闘牌劇!開幕
ดูเพิ่มเติมようこそ、こちらは異次元への扉となります。
ひとつ予言しますと、あなたは今から『麻雀』という世界の深淵に足を踏み入れることになる。
それについて『大げさな、たかが麻雀の、しかもリアルじゃなくて小説でしょ』と思われることでしょう。しかしその考えは甘い。きんつばより甘い。
なぜなら、作者である私『彼方』は史上最強の麻雀戦術家。そのオリジナル戦術の数は267項目という化け物のごとき発想力の持ち主だから。
たった1人の人間が新戦術を267作り出したなんてどの業界でも聞いたことがないレベルです。その柔らかい思考の持ち主が小説を書いたんです。面白すぎてハマっていくに決まってるじゃないですか。
◆◇◆◇
もくじ
➖️メインストーリー➖️
第2部 麻雀烈士英雄伝
一章【ジンギ!】
➖️表紙イラスト➖️
しろねこ。
◆◇◆◇
さあ、期待を胸に『牌神話〜麻雀烈士英雄伝〜賛』を読み始めましょう!
他の牌神話(第1部)をまだ読んでない? 大丈夫です。順番が前後してもなにも問題ありません。どの順番で読んでも同じ感動を与えてくれるよう書きましたので。
ちなみに、この小説の読み方は
────
──
これは時間の経過です。2つなら少しの、3つなら大きな時間の経過になります。思考吹き出しのイメージですね。
──
────
これは時間の遡りです。
────
これはちょっとした区切りです。
◆◇◆◇
これは視点変更か大きな区切りです。
これを意識していれば視点混乱などしないで読めると思います。
では、最後に。本編に入る前に確認しますけど。あなたは麻雀に精通してますか? してる? では次に進んで下さい。でももし、まだわからない。よく知らない。まるで無知。という方は読めない漢字があるかもしれません。それをここでざっと書いておきましょう。
まず牌(はい)の名称です。
1〜9の数字があり、スートは3種です。スート……スートって何か言い換えられないかな。色、絵柄、いや種類……かな。まあ、種族というか。そんな感じ。
で読み方は
1=いー
2=りゃん
3=さん
4=すー
5=うー
6=ろー
7=ちー
8=ぱー
9=きゅー
これが基本。
種族の読み方は
萬=まん(わんとも言うが基本はまん)
筒=ぴん
索=そー
でもこれは略してて実際は萬子筒子索子(まんずぴんずそーず)と言うもの。
漢数字が萬子
数字に丸が囲ってあるのが筒子
全角数字が索子です。
つまり二とあればこれはりゃんまんを持ってるってことで⑤ならうーぴんを持ってるってこと。OK?
ここまでが数牌(すうはい)の説明。
で、他にも字牌(じはい)というのがありまして。
まず字牌の風牌(かぜはい)から。
東=とん
南=なん
西=しゃー
北=ぺー
で、もうひとつの字牌が三元牌(さんげんぱい)
白=はく
発=はつ
中=ちゅん
これが牌の読み方の全て。
続いてよく使われるのが『家』。これ単独では使わないけど西家とか起家とかね。これ、読み方は(いえ)じゃないんです。
麻雀の世界で家は(ちゃ)と読みます。つまり、西家なら(しゃーちゃ)。起家ならおきちゃ? いいえ、これは(ちーちゃ)と言ってこの人の親番からこのゲームは開始されたよという、最初に親番を担当した人を指す言葉。……よく考えたらあまり必要ない言葉だな。なんであるのかは不明。
あとは聴牌(てんぱい)とか
一向聴(いーしゃんてん)とか
和了(ほーら)とかかな。出てきそうな専門用語は
テンパイってのは完成まであと1つの状態を指すもので、イーシャンテンはそれのまた1つ前。さらに前だとリャンシャンテンとかサンシャンテンとか言うんだけどそのへんはイーシャンテンわかるならわかるよね。
ホーラってのはアガリのこと。完成ってことですね。
これくらいを覚えておけばあまりつまづく事なく読めると思うんです。もし分からないことがあったらいつでも私に質問して下さい。感想欄でもメールでも方法は何でもいいです。必ず分からない系のご質問には答えますので
長くなりましたが、それでは、元競技麻雀プロである著者が描く彼方流麻雀小説の世界をお楽しみ下さい――
5.第伍話 天使との交流 あれから数日。ジンギはモヤモヤしていた。(昨日も夢を見た気がするんだが思い出せないな) どうやら天使には夢の中でしか会えないらしいがジンギは夢を毎度すっかり忘れるタイプだった。 しかし、幻ではないのだとそれだけは認識していた、というよりせざるを得ない状況だった。なぜなら一度雀荘に入れば頭の上にその雀士のジョブとレベルが書いてあるのだから。 ちなみに、窓や鏡などにはその文字は映らないようだ。よって、自分のジョブやレベルは知る事が出来なかった。 (まあいいか、慣れてきたら気にならないな。つうかこの卓、コテツたちとは比較にならん程弱いな。戦士Level10 僧侶Level25 魔法使いLevel9って……。どうやって負けろってんだよこれ) もちろんジンギは自分のレベルが15であると言われたことはもう覚えていない。 ――数時間後。 普通に負けるジンギ。(いや、なんでだよ! おかしいだろこれ!) しかし、麻雀においてこれは少しもおかしな事ではなく、よくある事なのである。麻雀はどんなに優秀な打ち手でも今日覚えたばかりの素人に負ける可能性を持っているゲームだ。 正解を選べるということと勝てるということは決してイコールではない。まして、ジンギは15レベル。なにも不思議なことではなかった。“わりいけど、一度抜けてメシにしていいか?”とマサルにメールを打つジンギ。“OK”と返事が来る。 ジンギは一旦落ち着こうということで食事をしに出ることにしたのだ。こういう所は非常に冷静で、この冷静
4.第四話 潜在能力の無駄遣い その夜、またジンギは夢を見た。…どうですか? 私が授けた能力は。面白いでしょう。RPG《ロールプレイングゲーム》みたいで。 どうもこうもねーよ。気になって勝負に支障が出るわ。…え アレ、じゃまだから消すこととか出来ねえのかよ。レベル97のヤツとかいて勝てるわけないって思っちゃうから困るんだよ。…97レベルですか。すごいのがいるんですね。神とか仙人の次元じゃないですか。 職業は(魔法使い)だったけどな。ていうか、オマエはなんなんだ?…私は、あなたの力です。 おれの力?…『天使』とか言われる時もありますね。だけど、私が思うに私自身はあなたの《潜在能力》だと思ってます。つまり、私はあなたの中に眠っていた能力。それが目覚めた。ということにしましょう。 寝てていいって。…なんでそんなこと言うんですかぁ。…泣きますよ。(面倒なやつだな)わかったよ。じゃあひとつ教えてくれよ。天使、おれのレベルはいくつなんだ。…どうせいま聞いても起きたら忘れるんでしょ。それに、まだ知らない方がいいかもしれませんよ。 いいから教えてくれ。…15です。職業は――「15だあ?! ざけんな!」&n
3.第三話 力量差を見極める(あなたの好きそうな仕様にしたとか言ってたなアイツ。RPGのことかよ。ていうかこれ本当に現実か? 幻覚見てないよな?)と不安になるジンギ。「しかし、先生は守護騎士か。ピッタリだな」「何のこと?」と西川晃(にしかわあきら)が言う。ジンギはアキラのその高い雀力と知識の多さに敬意を表して『先生』と呼んでいた。「いや、なんでもない」 そこへマネージャーの萬屋がやって来た。「おう、ギンジ。来てたのか、いつも協力ありがとうな」と言う萬屋勝の上にはバトルマスターLevel65とあった。(お! 上級職バトルマスターのレベル65だと?! やるなマサルめ……)「あー、ジンギさんー。いらっしゃいませー!」と挨拶しに南上虎徹(なんじょうこてつ)がレジ奥から寄ってきた。「よう、コテツ!」(こいつは何て書いてあるのかな) すると、コテツのジョブは意外にも基本職の(魔法使い)と出ていた。(なんだ、こいつあんなに強いのに基本職か)しかし……魔法使いLevel97「きゅっ、きゅうじゅうなな!?」「何を言ってるんださっきから?」とマサルが言うがそれどころではない。(レベル97とは経験値いくつで辿り着くんだ、もうあと2で上限じゃないか。この男、若いのにとんでもないレベル。よほど鍛錬していたのだろうな。あの力は才能だとばかり思っていたが…… 誰よりも努力の男だったか……) その日、この3人との麻雀をしたが、萎縮してしまってぼろ負けした。自分の職業やレベルはまだ知らないが、絶対この3人に勝ててる気がしないのだ。(知らない方が良くなかったか? 足枷になってる気がするが) まだ、ジンギはこの能力の使い道をわかっていなかった。これは勝てない相手と戦う事を避けるための能力。つまり、ギャンブルで生活していくためには最も重要な『力量差』を見極める能力なのである。だが、そんな素晴らしい力だということを理解してないジンギは「ちくしょー。変なもの見たから意識しちまって負けたじゃねえか! なんだあの力」と、文句を言いながら帰るのであった。
1. …天賦の才を持つ勝負師よ… 近いうち、あなたはかつてのライバルと邂逅するでしょう。あなたをよく知る旧友と… その時は彼を手伝ってみなさい。あなたにもそれは運命の扉を開く事になるでしょう。 …あなたに能力を授けます。◆◇◆◇牌神話第2部 麻雀烈士英雄伝一章 ジンギ!~北山銀次物語~その1第一話 天賦の才を持つ勝負師ジリリリリリリリ!!(うるせえ)ガン! 目覚まし時計を叩き割る勢いで止めて起きる。これはいつもの事だ。全くタフな時計だぜ。ゴクッゴクッゴクッ!「っはー!」 寝起きのよくないおれは枕元にいつも水のペットボトルを置いてから寝てる。寝起きに飲んで酸素を脳に送れば目が覚めやすいからだ。(今日は何時からだったっけ) カレンダーでシフトを確認する。(11時か。余裕だな。風呂入ってゆっくり支度して適当にメシ食ってから向かおう)──────「よしっ! 行くか」 おれは玄関に立ててある愛車(スケボー)を手に取って出勤する。これがおれの交通手段だ。 男の名は北山銀次。通称『ジンギ』と呼ばれる男。 これは、不思議な力を与えられたギャンブラーの物語。 物語の始まりは数年前まで遡る――────────────「これからどうすっかなー」 北山銀次(ジンギ)は素寒貧だった。ほんの数年前までは極道やら悪党やらを相手に詐欺をするという人生を賭けた大博打を打って2億円を勝ち取っていたのにだ。数字で書けば200000000円である。どうやって無くせばいいのかという程の金額だが、約2年で全額溶かしてしまうのがジンギであった。 (つうか、今朝変な夢見た気がするけど、どんな夢だったっけ。なんか力をくれてやるぞ。みたいな? そんなだったのは覚えてるんだけど) あてもなく歩いているとそこに雀荘を見つけた。(麻雀か、昔得意だったなー。友達としかやったことないけど…… そういや、旧友を手伝えって言われた気がするな! うん、なんとな~く思い出してきた) 何も考えずに(まあ、ヒマだし)で雀荘に入ってみたジンギ。少し麻雀するくらいの軍資金ならまだある。そんな生活を続けて数日、今日も知らない雀荘へと向かう。すると……「おおーーー! ギンジじゃないか久しぶり!」と店の人が懐かしそうにする。それは旧友のマサルだった。「あれ? ここマサル